Love Holic(JUMP×JUMP)

◇ ページ21

ym side





着いたのはゲームセンター。


ダイキが１番夢中になった場所。


昨日も『ゲームセンターに行きたい』とお願いされた。





ar「相変わらずキラキラしてるね、ゲームセンター！」



ym「今までの感謝だ、やりたい事していいよ」



ar「ぃよっしゃぁ！」





ダイキはコインゲームへと走っていった。





ym「アイツ、ほんっと小学生、笑」





俺は得意のクレーンゲームへ。


あ、ミニ○ン出てんじゃん。


ピカ○ュウもいるし。


約３時間程、自由行動をして遊んだ。





ar「っはぁ、疲れたぁ！」



ym「だな、でも楽しかった」



ar「だろうな、そんな沢山人形取ってたら！」



ym「そう言うダイキだって笑」





結局俺は大小合わせて10体以上の人形を取った。


ダイキはお菓子を沢山獲得していた。


そんな楽しい時間ももうおしまい。


そう思うと、涙が溢れてきた。





ym「っう、ひくっ…」



ar「山田…？」



ym「やだ、っ…
おれ、ダイキとお別れ、したくないぃ…っ！
ダイキ、好きだもん俺…」





すると不意に感じる温もり。


ダイキに抱きしめられていた。

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