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ヨウをさがせ ページ2

ヨウ(うそ、外国に遭難したかと思いきや誘拐ってこんな事ある!?)

ムシャーナの煙が濃くなっていく……!

A「キミを人質にしてエーテル財団と交渉するからね。 お揃いのアクセサリー付けるくらいの仲良しだし、キミの為ならどんな条件でも飲むと見た。 クックック」

ヨウ「……お、そろい……の?」

ヨウ(もしかして、まさか、グラジオ君のこと?)

ヨウ(……だめだ、意識が…………)

ヨウ(…………)

ヨウは目の前が真っ暗になった……



A「よし、寝たね」

A「カントー人は電気技でまひにならないらしいし、ひょっとすると催眠も効かないんじゃって心配してたけど杞憂だったわ」

A「さあて運ぶぞーっと……!!??」バッ

ザクッ!!

A「……っ!」

ムシャーナ「シャーナ!?」

煌めきのシルヴァディ「……グルルル」

A「さすがチャンピオン、持ってるポケモンも特別ってか……色違いなんて存在したんだね」

Aのシルヴァディ「フーッ! フーッ!」ボタボタ

A「ですがやっぱりプロトタイプなので、盗んだ資料の仕様よりもっと性能を盛られたガラル産の新世代シルヴァディには敵いませんね〜!」

A「速さも、威力も、タフネスも!」

A「シルヴァディ、やっておしまい!」

Aのシルヴァディ「グガァーッ!!」バッ

煌めきのシルヴァディ「……!」スゥゥ…

A「……は?」

煌めきのシルヴァディはどこかに消えてしまった…

A「ええ……今のは捕獲する流れじゃなかった?」

A「かっこいいのは見た目だけだね〜。 出てきたくせに主人を守れないなんて情けな〜い。 そう思うよねヨウ君〜?」

ヨウ「……」

A「ぐっすり寝てはるわ」

A「ボールに戻る時とは様子が違ってたし、瞬間移動したメカニズムはよくわかんないけど、今のでこいつが“2体目のシルヴァディ”を所持してる あのヨウ ってハッキリしたね」

A「また変な邪魔が入る前に運ぶよ」

ムシャーナ「シャーナイナー」サイコキネシス




ユキハミ(もしかしてさっきのキラキラポケモン、ユキハミが逃げてることがバレないように囮になってくれたの……?)モゾ…モゾ…

ユキハミ(ユキハミ、あしが遅いし、雪原以外の土地じゃ白くて目立つから、ありがたいの……!)モゾ…モゾ…

ユキハミ(はやく助けを呼ぶの……!)モゾ…モゾ…

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作者名:かおり | 作成日時:2020年1月16日 4時

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