ユウリを探さないで ページ1
ユウリ｢もう……｣
ユウリ｢もう嫌じゃああーーッ！！｣ﾀﾞｯ
ヨウ｢ユウリちゃん！？｣
ホップ｢どこ行くんだよ！？｣
───────
ヨウ｢む、むり。 もう走れな……ゲホッ｣ﾍﾛﾍﾛ
ホップ｢大丈夫か！？｣
ヨウ｢ごめ、ムリ、ゲホッ｣ｾﾞｰｾﾞｰ
ヨウ｢ホップは先行って探して、後から追いつく、から｣ｾﾞｰｾﾞｰ
ホップ｢でもヨウは道とかわかんないだろ……今は夜だから暗くて危ないし｣
ヨウ｢ユウリちゃんを追う、のが、最優先｣ｾﾞｰｾﾞｰ
ホップ｢……わかった。 気をつけろよ！｣ﾀｯﾀｯ
ヨウ｢……｣ｾﾞｰｾﾞｰ
ヨウ(ホップとユウリちゃんの足取りは、ソニアさんのワンパチを借りれば、匂いでわかるはず……)
※ワンパチの嗅覚について公式で言及されたことは無い(はず)ですが ぶんるいが こいぬポケモン なので鼻が利くということにします
ユキハミ｢はみみ……｣
イーブイ(ヨウ大丈夫か？ 疲れたか？)
ヨウ｢ちょっと休んだらすぐ良くなるよ｣
ヨウ｢ていうかイーブイ、ずっとユキハミをおんぶして走ってたの……？ 冷たくない？｣
イーブイ(冬毛だからあったかだぜ！)
ユキハミ(ぬくもり)
ヨウ｢かわいい｣
A｢ばりかわいいな｣
ヨウ｢でしょ？ うちの子なんですよ｣
A｢ポケスタにあげていっすか？｣
ヨウ｢どうぞどうぞ｣
A｢どうもどうも｣ﾊﾟｼｬｯ
ヨウ｢……｣
ヨウ｢えええええええええええ！！！！？？？？｣ｶﾞﾊﾞｯ
A｢夜中に大声出したら迷惑でしょ！ 考えて行動しなさいよね！！｣
ヨウ｢あスミマセン｣
ヨウ｢じゃないよな！？ アンタは僕がみじん切りにして空間の穴にポイしたはず……！｣
A｢クックックック、殺したはずの人間が蘇った恐怖は計り知れまい｣
A｢キミから頂いたこのアクセサリー……の裏にマジックで書かれていた名前で全てわかったよ｣
ヨウ｢……え？｣
A｢ムシャーナ、さいみんじゅつ｣
ムシャーナ｢ｼｬｰﾅｲﾅｰ｣ﾓﾔﾓﾔ
イーブイ(うそだろ！？)
ユキハミ｢はみみ……｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ
イーブイ(そうだ、煙は低いところにはたまらない……ユキハミは小さいから、ムシャーナの煙を吸い込まないはずだぜ！)
イーブイ(にげるんだぜユキハミ……！ 誰かにこのことを伝えるんだ……ぜ……)ｶﾞｸｯ
ユキハミ｢みぃっ！？｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 9人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かおり | 作成日時：2020年1月16日 4時
