歓迎 ページ5
到着する時にはもう辺りは夕日も沈む頃。
まだ名乗られていない黄緑の彼に腕を引かれて立派なお屋敷へと案内された。
zm「ふーーん！みんな待たせたぜ！」
ut「おー、遅かった、な…。え、ゾムの買いたい物って人間！？」
玄関先には青色の男性が私を三度見くらいして大きな声をホールに響かせた。
この屋敷の住民は段々と集まってきてもう上がることが出来ないんじゃないか、と思わせるくらいの人に囲まれた。
zm「紹介するぜ！今日からこの家に住む事になった人間のAだぁ！」
ht「…道理でおかしいと思ったよ…」
肩を抱かれて状況把握出来ていない私と頭を抱えた赤い彼と白い彼。
他の住民は興味津々といった表情で私を見ている。
tn「ほんまにそれ…。たかが食料に140万ヴェソルツも出すかって思ったもん…」
kn「140万！？」
食料。
彼らはあれやこれやと騒いでいたが私は赤い彼が言った「食料」というワードが頭を占めていた。
確かに車内から見た外は誰一人として人間らしい人間などいなかった。
彼らも一見人間らしいが今もなお触れている黄緑の彼の手は明らかに冷たすぎる。
この人たちは人外であり、私は彼らの食料となるために買われた。
その事実をもうすぐで高校生になるはずであった彼女は静かに受け止めた。
『…それで、
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のん(プロフ) - こういう終わり方好きです。自分でエンドを創造する感じ。とても好きです（語彙力） (2020年4月29日 20時) (
レス) id: 51c14942b2 (このIDを非表示/違反報告)
緋色 恋蝶 - この、エンドはあなたに任せますって感じの終わり方好きです (2020年4月8日 1時) (レス) id: dd103094cf (このIDを非表示/違反報告)
青年A - 新紅葉団子さん» あざます！おじちゃん頑張っちゃうぞー (2020年3月11日 13時) (レス) id: 071d1f2325 (このIDを非表示/違反報告)
青年A - 寂しがり屋さん» ありがとうございます、コンマ単位で投稿したい(するとは言ってない) (2020年3月11日 13時) (レス) id: 071d1f2325 (このIDを非表示/違反報告)
新紅葉団子 - 最高です！頑張って毎分投稿気分でしてくださいね〜〜！！ (2020年3月11日 10時) (レス) id: 59fbe4bf10 (このIDを非表示/違反報告)
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