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「�陲舛磴鵝◆�どうしたん。」
戸惑ったような声が聞こえる。流星が、慌ててる。
「…なんで泣いてるん、」
さっきまでの明るさが消え、震える音。
泣いてる…俺が、？
頬に触れると、確かに濡れたような感覚。これはきっと、俺の涙。
なんで。
どうして涙が出るんやろう。
久しぶりにみる流星は、髪色とかは違えど、昔となんも変わってなくて。
俺に会えて喜んでくれとって。毎日が楽しそうで。
嫉妬。…やない。けど、無性に悲しくなった。
こんなに楽しそうな音を紡ぐ流星に、俺はなんの音も返してやれへん。
趣味もなにも。楽しむことさえなくなって。お前の好きな歌声も届けてやれへんくて。
感情を赴くままに音にのせることが、できひんくなった。
こんな俺が、流星のそばにおったらあかん。
流星は昔からいろんな感情を引き出してくれた。楽しい、嬉しい、悲しい…愛おしい。
だから、流星のそばにおると薬とか関係なしに感情が揺れ動くのかもしれへん。
もしこの声が出ていたら、そん時に再会していたら…そう考えてしまう。
「�陲舛磴鵑辰董■運揺�屋？」
その格好、入院してるんやろ。なんて、珍しく凛とした真面目なトーン。
確かに俺の服装は、明らかに入院している人用の病衣。そのところどころが涙で滲んでいる。
「おれ�陲舛磴鵑良村執圓�たい。…そこで、話そ。」
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作者名：#ねこやんま | 作成日時：2021年9月29日 18時
