第3話 ページ3
下らないことを考えているとふと昔の思い出話が頭の中によぎった。
姉は幼い頃何度か幽霊と呼ばれるものを見ていて接触までしていたというのを聞いたことがあったのだ。
ちなみに私は一度もそんな体験ないし会いたいのに会えない。
(政府は霊力の高い人を欲しがっている。となれば姉は幽霊が見えてたし尚且つ接触も出来ていた、きっと霊力が他の人より高いから適した人材になる…。でも泣き虫で弱い姉が行ったらきっと重症どころじゃ済まないんだろうな、)
そんな事をぐるぐる考えていると政府の方が、
「今すぐ決めて頂けませんのでしたら一度政府に一緒に同行してもらい霊力検査をするのはどうしょうか?」
その言葉を聞いた瞬間一番恐ていたことが起こってしまった。
ヤバい、それをやられたら姉さんが絶対に行かされる。
(私!考えろ!最悪な自体になる前に手を打て!)
−1番いい方法わかってるんでしょ?−
(うっさいなぁ!分かってるよ!私!!!!)
頭の中でそんな自問自答を繰り返す。
(覚悟を決めろ、、。女は度胸、男は愛情!!←逆)
自分の白い手を天に高くあげる。
『はい、私がやります。』
自分の凛とした声が静かな廊下に響き渡る。
その言葉を聞きたかったとでも言うように政府の方が満足そうにニンマリと上げた。
「そうですか、ご協力感謝します。」
この男の嬉しそうな声を出してる喉を掻き切ってやりたかった。
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レモン(プロフ) - はじめまして、すごく面白かったです!清光君可愛いですね(* ̄∇ ̄*) (2018年11月17日 19時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
犬将軍(プロフ) - 面白いって言われると励みになります!初作品なので不安ばっかでしたが皆さんにそう言って頂けてとても嬉しいです!ありがとうございます! (2017年12月12日 7時) (レス) id: 9f4a7e2e11 (このIDを非表示/違反報告)
ユー - 面白いです!これから、続きが楽しみです!更新、頑張ってください! (2017年12月11日 16時) (レス) id: 51d1ba9355 (このIDを非表示/違反報告)
鶴じい - お・も・し・ろ・い!! (2017年12月11日 14時) (レス) id: a5977de54d (このIDを非表示/違反報告)
犬将軍(プロフ) - ありがとございます!そう言っていただけると嬉しいです!これからもよろしくお願いします! (2017年12月10日 18時) (レス) id: 9f4a7e2e11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:犬将軍 | 作成日時:2017年12月8日 2時