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…
大「ここか…」
結構有名な温泉地らしくて、平日やのに疎らに人がいる。
安「賑やかやね。」
朝から上機嫌なヤスは、ずっと俺の手握って歩いてる。
嫌じゃないからずっとこのままにしてるんやけど。
さっきから周りの視線が痛い。
大「商店街回るの後で?」
安「うん、先入ろ!」
外出許可証を無くさないように財布の中に入れる。
あ、そう言えば財布変えるの忘れてた。
後で買おかな。
荷物を預けて、服を脱いでいざ温泉へ。
安「わぁひろーい!」
隣で頭洗ってるヤスは泡で色んなものを作っては楽しんでいる。
子供みたいでちょっと可愛い。
大「ヤス、体冷えるからそろそろ温泉入ろ?」
安「あ、うん、まって?」
男湯は人少なくてよかった。
安「ほぼ貸切やな」
大「おん。」
安「外風呂もあるやん」
大「5種類か……どれから入る?」
安「僕は中からはいる!」
ヤスは長風呂やから、俺が4つ目の時にやっと2つ目に突入してた。
大「ヤス、俺先上がってるで?」
安「あれ?外の入らへんの?」
大「…ヤスが外はいる時呼んで?
涼んでくる」
さっきから目眩するねん。
のぼせたかな?
安「わかった!」
大「、ゆっくりしとき」
…
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裕香(プロフ) - 緑子さん» ありがとうこざいます! (2020年2月27日 11時) (レス) id: 301fe0be56 (このIDを非表示/違反報告)
緑子 - 続き楽しみにしてます! (2020年2月26日 22時) (レス) id: ffc04175b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆうか | 作成日時:2020年2月22日 13時