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また、1000年以上魔法生物と関わっているせいか身体中古傷だらけである。肌の露出を嫌っているため、お目にかかる機会はそうないが。また、彼は全ての傷跡がいつ誰につけられたものか全て記憶しているという。陰湿。
服装は前述の通りフードの着いたローブを着用している。全体的に黒くヒラヒラした衣装を身にまとっている。ヒールのあるロングブーツ。ヒールの高さは5cmと低めではあるが、元の身長が高いため大抵の人物よりは目線が上になる。
【性格】
ネチネチと陰湿な物語の悪役のような男。嫌味を幾重にも重ねた回りくどい言い回しを好み、直接的な物言いを嫌っている。曰く、粗野で、低俗で、品がないとの事。お察しの通り紅熊寮の生徒とは相性が悪い。彼が学生であったなら翠狼寮に所属していただろう。
頭の回転が早く、その知識の幅も多岐に渡る。
地頭の良さに加えて異常に記憶力がよく、大抵のものは一度見聞きすれば記憶に残っているという。
思考の基本がネガティブ寄り。何が好きかではなく何が嫌いかで物事を語るタイプ。長所より短所が目につく。それは自分自身のことも他人のことも同様である。
自分自身のことであれば改善すればそれで良いが、他人に対しては揚げ足取りのような嫌味な性格として相手に映るだろう。
また、やや完璧主義のきらいがあり、相手の不出来に苛立つタイプでもある。根本的に教職に向いていない。なぜ教員になったのか。そのおかげか、生徒からはかなり嫌われている様子。当然。彼の言動で尊敬に値するのは召喚術における功績のみである。
何事も根に持つタイプ。受けた恩はまあまあだが、受けた仇は絶対に忘れない。何百年前だろうとその持ち前の記憶力を存分に発揮して、当時の台詞を1字1句覚えてすらいるという。
基本的に他者に借りを作ることを嫌っている。そのおかげか何事も自分1人でやりたがるため、大抵の事は自力でなんでもできるという。元々の妙に小器用な性質も由来したのだろう。
しかし、単独でなんでも出来る反面、団体行動が苦手という短所もある。お察しの通りコミュニケーション能力は下の下。業務上必要なコミュニケーションに於いては全く問題ないが、業務連絡以外では他者との会話をできるだけ避けているようにも見える。世間話などは大の苦手。曰く、必要性が感じられない。
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