二人の夜 ページ29
落ち着いてきたら、体が密着してることが急に恥ずかしくなってきた。
思わず目をそらす。
YG『悪い、いつまで触ってんのって話だよな』
「ううん。そんなことないよ。
こっちこそ、ごめんね。迷惑かけて」
YG『迷惑なんて誰が言ったよ。
俺が心配だからしてんだから。有り難く甘えとけ。』
「フフフ。甘えさせてもらいます」
その時、たくさんのメールが来てたことに気づいた。
結局電車は全部運休で、帰れないとのこと。
ナムさんは駅のホテルに。
ジスは彼氏のところ。
ホビとソアはお店の休憩室で。
それぞれ泊まるから明日になると連絡があった。
YG『また二人か』
「あの日と同じだね」
YG『一緒に寝るか？』
「…うん」
YG『風呂だけ入んなきゃな。雨で濡れてるわ俺』
「私も入る」
YG『一緒に入んの？』
「ちがっ、そういう意味じゃない///」
YG『フッ』
この顔、久しぶりに見た。
優しくて、すごく安心する。
こわいので、それぞれ同時にお風呂に入ることにした。
相変わらず外は嵐。
「すぐ出るから、そこにいてね」
YG『わかったから、はやく入れ』
そのまま入ってると、突然のすごい音と光。
突然の停電。
雷だ。
こわい。
「ユンギ？」
YG『真っ暗だな。A大丈夫か？』
「こわい。無理。どうしたらいい。」
YG『そこにいろよ、俺が行くから。タオル着ろよ。』
咄嗟にバスタオルを手に取り、くるまって待つ。
「ユンギ？どこ？」
YG『ここ。わかる？ いたいた。大丈夫だからな。』
ユンギが隣にきて、肩を抱かれてるのがわかる。
腕をとられ、引っ張られる。
「足が動かない」
YG『マジか』
「ごめん」
YG『このままだと風邪引くし。とりあえずスマホ取れば灯りがあるだろ。』
なんとかユンギにしがみつきながら、リビングまで歩いた。
スマホを探して、ソファに腰掛ける。
YG『どうすっかな。とりあえず服着るか』
「何も見えないよ。服とりに行けないよ」
YG『だよな』
「このままでいいから、とりあえず電気つくのまとうよ」
私達は、お互いにバスタオルだけを身に纏ったまま、
ひっついてソファに座っていた。
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まこ(プロフ) - チェゴ👍 (2022年12月1日 18時) (
レス) @page49 id: 158dfdb6fc (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - ルルさん» ありがとうございます! (2022年8月9日 20時) (レス) id: adbdf19fb5 (このIDを非表示/違反報告)
ルル - 一番に結婚するのナムさんなのかよ！ (2022年8月9日 12時) (レス) @page49 id: 878ac2fc15 (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - Suzyさん» こちらこそ☆本当にありがたいお言葉です感謝です。私もナムシュガ大好きです。 (2022年7月5日 22時) (レス) id: a93988190a (このIDを非表示/違反報告)
Suzy(プロフ) - 更新してくださる度に、☆マークを押していました。毎日とても楽しみでした。ユンギ×ナム···やっぱりイイですね✨🥲✨こんなにワクワクさせてくれて、ありがとうございました🌹 (2022年7月4日 22時) (レス) id: f57ab1c531 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごまきち
| 作成日時：2022年6月25日 10時
