帰宅 ページ46
NJ「寒くない？」
『はい。温まりました。』
俺の腕の中で幸せそうにしていた彼女は、周りに人がいたことに気付いて、恥ずかしそうに腕の中から出た。
手を繋いで、再び歩き出した。
NJ「また、こうして出かけてくれる？」
『はい。』
NJ「大学でも一緒に過ごしたりできるかな。」
『はい。』
NJ「あとは、、、」
『先生、確認です。
お付き合いをする、、ということで、いいですか？』
NJ「ああ、そうか。ごめん、ちゃんと言わないとね」
『いえ、すみません。なんか言葉で確認したくて』
NJ「俺は、回りくどくなっちゃって、肝心なところが抜けたりするから、ちゃんとこれからは、言葉にして伝えるよ。」
『私も、ちゃんと話します。わかんないことは聞きます。』
NJ「ありがとう。ちゃんと、話し合っていこう。
家は、こっち？」
彼女の家を教えてもらい、アパートの前まで送っていった。
想いを確認しあったとはいえ、さすがにいきなり家に上がるなんて、非常識なことはしないよ。
NJ「今日は、本当にありがとう。」
『はい。ありがとうございました。』
NJ「寒いから、気をつけてね」
『先生こそ、送ってもらってすみません』
NJ「俺は、大丈夫。家もここからそんなに遠くないから」
『大学の近くなんですよね』
NJ「ああ。ほとんど家と大学の往復の生活だね。」
『今度、、オジャマしてもいいですか』
NJ「ああ、、うん。ぜひ。」
そうか、そういうことも自然と誘わないといけなかったかな。
『‥‥』
また、何か言いたそうな顔をしてる。
察してやれないのが悔しい。
NJ「何かを、考えてる？ごめん。わかってあげられなくて。
何でも教えて。
Aさんの思ってること、知りたい。」
『帰る前に、また、抱きしめてください。』
可愛い。ああ、なんて可愛いんだろう。
NJ「喜んで」
ぎゅっとまた胸にとじめたら、すごく温かい。
さっきよりも、また、さらに愛おしさが増した気がする。
『ん…痛いです笑』
NJ「ごめんっ」
愛おしすぎて、強く抱きすぎた。
力加減まで馬鹿だと忘れていた。
それにしても、幸せな一日だった。
今日たった一日で、こんなにも気持ちが変化するとは。
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ごまきち(プロフ) - haru418さん» ありがとうございます!大好きなナムの魅力を感じていただけたら本望です！ (2022年11月27日 4時) (
レス) @page44 id: 0dbf849285 (このIDを非表示/違反報告)
haru418(プロフ) - このお話しのナムさん、最高にキュートです。更新楽しみにしています！ (2022年11月26日 22時) (レス) @page41 id: 51924f2e98 (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - tyaiさん» ありがとうございます☺ナムの魅力が届きますように‥！ (2022年11月26日 15時) (レス) @page19 id: 0dbf849285 (このIDを非表示/違反報告)
tyai - すごく面白いです。どうしたらそんな素敵なお話が書けるのですか？大好きです！頑張ってください。 (2022年11月26日 8時) (レス) @page31 id: 4eebb26101 (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - lalacampanella3さん» ありがとうございます☺一つの話の最中はその人に恋してしまうので、完結したい派でして。励みになるお言葉です☆ (2022年11月26日 6時) (レス) @page31 id: 0dbf849285 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごまきち
| 作成日時：2022年11月23日 10時
