検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:39,196 hit

#108 ページ18






安「受かってたら、ちゃんと勉強するし、

そこは、覚悟して大倉とちょっと距離置かなあかんなぁとは思ってる。

我慢できるかはわからんけど」




大「…俺この場合、なんて答えるのが正解?」



分からへんくなってまうわ。



でも…



大「ヤス頑張ってたし、受かってると思うけど。

それ聞いて、『受かってよかったな』なんて言われへんよ?俺。」




安「うん。俺も、どっちが嬉しいんか分からへんからええの。」



ご飯食べ終わって、食器洗ったり、洗濯機回したり、

ダラダラと午前中を過ごして、



ーぴんぽーんー


というかっるい音に反応してヤスが玄関に向かう。



安「…届いた」



大「…」



俺が想像してたより小さい茶封筒がやすの手の中にある。



大「それ開けたら中に合否が書いてあるん?」


安「うん、たぶん……あけるで?」



大「おん……」





なんか緊張してきた……お腹痛いし、




ーー


安田 章大 様


昇格試験 ー 最終試験


合否 : ×



ーー




安「あ………」



大「…あ」




最後まで来たのに…




最後まで来れたのに。





大「点数は?」



安「満点が580。合格ラインは575

僕は…572」



大「ほぼ合格やん」


安「ふふ、ホンマやなぁ。あとちょっとやったのに」




大「ご両親、報告し…」




安「うん」



少し鼻声になり始めたやすの頭にそっと手を乗せて、



大「お疲れ様。」



とだけ伝えた。









#109→←#107



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (35 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
118人がお気に入り
設定タグ:関ジャニ∞ , 学園 , kj8
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆうか | 作成日時:2020年4月7日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。