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悲劇は突然に ...
あの日は 、 たまたま長い休みが入り 、
実家へと戻った 。
車で1時間 、 遠くも近くもない 。
別に急いでいたわけもないが 、 高速を乗って行った
今日は 、 平日 。 なのに 、この渋滞
10分に2.3回少し動いたらだいぶ動いたように感じた
何処までも続く渋滞 。
やっとのことで 、 何故渋滞しているのかが分かった
大事故 ... らしい 。
1時間後やっと事故の目の前まで来た 、
通り過ぎれば 、 渋滞から逃れる 。
だが 、 俺の車は 、 事故の方へと停めた 。
急いで降り 、 事故があった所に走った
警 「 ちょ 、 お兄さん 。 そっちには行けないよ」
そんな警察の声なんて耳に入らなかった 。
「 ... うそ .. だろ .... っ」
目の前には痛々しい家族の姿が ...
「 なぁ 、 父さん ... 母さん 」
名前を呼んでも返事が返ってこない
救急車の方へと走り 、
「 、 早く病院に連れて行ってください 」
救 「 .... 残念ながら 、 亡くなった人は 、救急車に乗せられないんです 。」
「 は?」
家族が死んだっていうの ?
「 そ ... んな ....」
家族の元へと成人男性が泣きながら向かう 、
もう23歳なのに 、 泣いてちゃダメだよな
涙を拭いて 、 ふと母さんを見ると 、
大事そうに抱き抱えていたものがあった
そっと取り 、 中を見ると 、 原型が分からないホールケーキ
半分に割れていたが 、 しっかり読める文字
" 涼介くん お誕生日おめでとう "
最悪な誕生日 だった 。
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桜乙(プロフ) - 更新ファイトです!面白いです! (2019年8月21日 1時) (レス) id: 5cb505021a (このIDを非表示/違反報告)
りりん - 早く続きが見たいです。この作品気に入りました。 (2019年7月31日 17時) (レス) id: bb0dbf787d (このIDを非表示/違反報告)
りほ - このお話、最高に面白いです!ガンバレッツゴー! (2019年7月20日 23時) (レス) id: 6632e5a6b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:pon . | 作成日時:2019年7月11日 13時