雪男さんと太陽☀️_② (ページ21)

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気がつけばもう7時半

琉生
「お姉ちゃん、帰っていいよ。陽向待ってるから」

陽向は学校に８時15分に行くからそれまでに帰ればいい。

琉生
「琉生、あとやる！」

そんな気遣いのできる琉生が忘れないように紙にやることリストと昼前にマネージャーさんが来ると書いておいておく

棚の上にある青いノートを開き、今日のバイタルと琉生の体調を記入してる間に、琉生はゆっくりと茶碗を片付け始めた。

『じゃあ琉生ありがとう』

琉生
「うん、ありがとう」

と、琉生のマンションを後にした。

いつか琉生にも言わないといけない…

そう、陽向の中学卒業を機に夫の仕事の都合でアメリカに移住することになった。

だから、こうして朝晩と琉生の様子を見に来てサポートしてあげる事が難しくなってくる

ヘルパーさんを雇うとなったら琉生の仕事柄不安だらけ。

もし、琉生の私生活やプライベートを外部に漏らされたら？

部屋の何かを盗まれたら？

盗撮されたら？

住所晒されたら？

…と、不安なことだらけで他人に頼むなんて以ての外

ならば、琉生をよく知るSnow Manメンバーに頼めないかな？とよ思ってしまう…

『ただいま。』

陽向
「おかえり、るいにぃ元気だった？」

『元気だよ。琉生も陽向のこと気にかけてるよ？会いに行ってあげなよ』

陽向
「テレビで見てるからいい」

『陽向はテレビで会えるけど琉生はそうもいかないでしょ？』

陽向
「行ってきます」

はぁ、、、

アメリカに行くまでにどうにか息子と琉生会わせてあげたいな、、、

いつ、戻ってくるかも分からないし。