はじめてのおつかい ページ1
.
「ええ〜〜〜〜！！！！
遥翔、一人でお買い物行けるの〜〜？！」
遥翔『うんっ！僕行けるよ！だって小学生だもんっ！』
朝から白々しい叫び声が響き渡る岩田家。
あ、申し遅れました。片岡直人です。
遥翔くんがお買い物バッグを持って
ぴょんぴょん飛び跳ねてる中、
三代目JSOULBROTHERSの末っ子担当の
Aとがんちゃんが何やら企てているようです。
剛典『ほんとか〜〜？？俺たちついていかないんだよ？』
遥翔『行けるよ〜！だって、いつものとこでしょ〜？』
「お家の目の前の信号を渡って、どこ行くんだっけ？」
遥翔『えっとね、右に曲がる！』
「そうそう！次は？」
遥翔『えっと、えっと……あ！ぴんくの看板！』
あ、二人ともずっこけた。
もしかして遥翔くん、そのお店………
剛典『遥翔……ほんとに大丈夫か……？』
遥翔『ええ〜？違うのお〜？』
剛典『遥翔。そこのお店は、ら「ん゛ん゛っ。」
………………大人になってからな。』
やはりそうでしたか。
にしてもなぜそこで曲がると思ったのでしょう。
疑問だけが残りますね。
「……ふぅ。じゃあ遥翔くん、もう一回言うね？
お家の目の前の信号渡って、右に曲がるでしょ？
しばらーく真っ直ぐ歩いてたら、アヒルの看板が
見えるはずなの。アヒルさん、分かるでしょ？」
遥翔『うん！がーがー！』
" がーがー " と言った瞬間、がんちゃん頭抱えた。
可愛すぎて悶絶してるのでしょうね。
「うん、がーがーさん。その看板を左！
そしたらお店見えるから！」
遥翔『わかったー！僕行ける！』
そのまま玄関に直行して靴を履いた遥翔くん。
どうやら行く気満々のようです。
「遥翔、信号渡る時は？」
遥翔『はい！』
剛典『それから？』
遥翔『右見て、左見る！』
「歩く時は？」
遥翔『前見る！』
剛典『知らない人に声掛けられたら？』
遥翔『えっと、何も言わない！』
「困ったことがあったらお店の人に聞いてね？」
遥翔『うん！もういーい？』
「あ、うん、……行ってらっしゃい、」
遥翔『行ってきまーす！！』
剛典『転ぶなよ！？』
遥翔『はーーーーい！！！』
……………過保護です。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 338人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「三代目JSOULBROTHERS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かの(プロフ) - はにさん» お返事遅くなってしまってすみません😣💧リクエストありがとうございます！ちょうど移行のタイミングなので、移行先で書きますね〜！もう少しお待ちいただけたら嬉しいです！🥺💓 (2022年1月14日 0時) (
レス) id: 91355241f7 (このIDを非表示/違反報告)
はに(プロフ) - リクエスト失礼します！EXILEの魂のドッキリ企画を書いて欲しいです🥲❤︎ (2022年1月7日 9時) (レス) id: 76b1501ede (このIDを非表示/違反報告)
ネコ - リクエスト書いていただきありがとうございます。さっそく読ませていただきました。かのさんのストーリー最高です。更新楽しみにしています。 (2021年12月31日 22時) (レス) @page48 id: 424c5bcf0c (このIDを非表示/違反報告)
かの(プロフ) - ネコさん» こちらこそありがとうございました❕そして続けてリクエストありがとうございました💞またお待ちしておりますね〜✌🏻✨ (2021年12月31日 21時) (レス) id: 91355241f7 (このIDを非表示/違反報告)
ネコ - リクエスト書いていただきありがとうございます。さっそく読ませていただきました、主人公ちゃん可愛いかったです。奥様がたとの食事会に旦那さも交えた話を書いてほしいです。よろしくお願いいたします。リクエストすみません。 (2021年12月30日 15時) (レス) @page46 id: 424c5bcf0c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かの
| 作成日時：2021年9月27日 17時
