好きがあふれる。 (ページ16)

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もやもやページ16

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2014年 12月

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隆二『それもう完全に好きじゃん』

「う゛ぅ～～～…………」

直己『正直に言いなよ笑』

「直己さんまで……！！！」

啓司『俺からがんちゃんに言おうか？』

「嫌です！！！！！！！！」

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ついこの間、剛典が連ドラ初出演作が最終回を迎えた。

私も出てたけど撮影しながらもやもやしてて。

ちなみに今日はTRIBEで撮影。

EXILE、三代目、GENEが大集結。

始まりは敬浩さんの " ディアシスターよかったよ～！ " かな。

敬浩『がんちゃんのキスえろかったわ～』

剛典『あははっ、そこしか見てないんすか笑』

敬浩『あとAの切ない顔！！めっちゃリアルだった！』

「そうですか……楽しそうですね」

敬浩『えっ！！なになに、テンション低くない？』

で、三代目のとこに逃げてきたってわけ。

隆二『嫉妬したの～？』

「えっ、」

直己『そりゃあんだけキスしてればね～笑』

「直己さん！？」

啓司『早く付き合っちゃえば？』

「け、けいじさん……」

割と巨体なメンバーに囲まれてなんだか

ライオンにつつかれるうさぎの気分。

隆二『敬浩さんの言う通り、切ない顔超リアルだったよ』

「それは演技が上手いってこと？わーありがとー」

隆二『もー！！違うでしょー！！』

頭ぐりぐりされて肩にポンと手を置いた隆二くんは

私の目線まで屈んでニコッと笑った。

……うう、ちょっとだけきゅんときた。

「隆二くんの笑顔ってかわいいよね」

隆二『え、俺口説かれてる？』

「なわけないでしょ。なんでそうなるの」

隆二『俺Aとなら全然いーけどねー！』

「は！？ちょっと声大きいから！！」

ボーカルだからまぁ声が通る通る。

何人か振り向いた。

直己『はははっ、揶揄いすぎはよくないよ笑』

隆二『えー、俺は本気だけどなー』

そう言って抱き寄せられて………と思ったら

いきなり後ろから誰かに腕引かれて視界真っ暗。

……この匂い、嗅いだことある。

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