好きがあふれる。 (ページ2)

今日:7 hit、昨日:25 hit、合計:67,221 hit

会えない日々ページ2

takanori

.

" がんちゃん、おめでとう! "

この一言で、俺の世界は目まぐるしく変わった。

.

.

.

直人『大丈夫？疲れてない？』

剛典『はい！まだまだ大丈夫っすよ！』

直己『少しでも違和感あったらすぐ言うんだよ？』

剛典『あはは、ありがとうございます！笑』

初めて見る世界。

いつもふざけ合ってるメンバーが近くにいなくて、

なにより ──────────── 。

" 剛典～!!遅刻するよ～! "

近くて遠い人がそばに居ない。

.

ダンスで親孝行する。

それをずっと……想ってる人と叶えることができるなんて。

一緒に掴んだ夢。

だけど、同時に守らなければならない事ができた。

" メンバー内の恋愛は ──── "

直人『んー？浮かない顔してんねー？』

剛典『直人さん………』

直人『Aに会えなくて寂しい？』

剛典『さっ！？そそそそそんな事！！無いっすよ！』

直己『(分りやすい人……笑)』

EXILEで活動してると、なかなか三代目で全員
集まることが難しくて。

LIVEに向けてのリハはもちろん、TV収録でのリハは
最近ではビデオで自己練習の日々だ。

直人『家は？行ってないの？』

剛典『さすがに夜中に押しかけるのはまずくないっすか……？』

直己『たしかに。笑』

直人『でもよ～！そうでもしないと会えなくない？』

剛典『そうなんすけど………』

そんなの嘘。

本当はここ最近、Aといると心臓が破裂するくらい
ドキドキしてしまう。

乙女かよって自分で突っ込んでしまう程。

剛典『あ～………会いてぇよ、A。』

直人さんと直己さんが複雑な顔を浮かべていることには
気付かなかった。

.