第五十二話 ページ4
うどんさんとの距離がすごく近く感じる
勘右衛門「...」/////
A『？、あの？』
そっぽを向いて頬をほんのり赤く染めてるうどんさんは
どこか嬉しそうだ
もう離していいんじゃないの？
三郎「う”う”ん」
勘右衛門「！」ﾊﾟｯ
やっと離してもらえた
双子さんはなんだか気まずそう？
三郎「さっさと買うぞ」
A『はい！』
慌てて返事をし、大勢の客の一部になる
これは結構かかりそう...
ーーーーーーーーーーーーーーーー
店員「まいどー」
A『ふぅ、やっと買えましたね』
人混みから逃れて二人に話しかける
何か忘れてるような？
三郎「さて、これからどうする？」
双子さんの言葉でハッと思い出す
余ったお金の処遇
やっべ忘れてた
これだわ忘れてたの
何か買わないといけない物あったかなぁ
新調したいものを頭の中で必死に探す
う〜ん、う〜んう〜ん
やっぱり無い
黙り混む私をみかねたうどんさんが提案をしてくれた
勘右衛門「そんなに悩むなら今日はいいんじゃない？」
A『...そうします』
三郎「じゃ帰るか」
双子さんはそう言って歩き出し
ついていくうどんさん
...そういえば、髪紐を買ったのはここら辺だったような
懐かしい
あの人は今も元気だろうか
勘右衛門「A！おいてくよ？」
A『す、すいません』
さっきまで少し遠くにいたはずのうどんさんはすぐ近くにいて
私の手を握り双子さんのもとに走りだす
すると、突然
うどんさんの特徴的な髪が、体が、景色全てがスローモーションのように揺れ
誰かと重なる
「A！こっちだ！」
小さい頃にも手を引かれて走った
あなたは誰だっけ？
少しして双子さんに追いつく
三郎「全く、遅いぞ」
勘右衛門「ごめん」
A『す、ｾﾞｪすいません、ｾﾞｪ』
私は息切れをしているのにうどんさんは涼しげだ
息の一つも乱していない
忍者ってすごい
三郎「さっさと行くぞ」
お菓子を持ってくれている双子さんは早く帰りたそうにする
なんかムカつく...💢
その言葉に内心、怒るが口には出さず
ついていく
このおつかいが終わったら後の仕事は食堂だけだ
今日はどんな料理かな
ーーーーーーーーーーーーーーーー
？「...A？」
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花火(プロフ) - 勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡さん» コメントありがとうございます！更新遅くてすいません😢近日中に更新できそうなので、少々お待ちください。 (2023年2月23日 17時) (
レス) id: 4b9d571a5c (このIDを非表示/違反報告)
勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - 尊いｯｯｯｯｯｯ好きです。花火さん大好きです！これからも更新できれば宜しくお願いします💪(･ω･｀)ﾑｷｯ (2023年2月8日 11時) (レス) @page50 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
花火(プロフ) - 雅さん» コメントありがとうございます！更新が遅くなっていますが、より面白くできるよう頑張ります。 (2022年7月21日 14時) (レス) id: 4b9d571a5c (このIDを非表示/違反報告)
雅 - コメント失礼します。花火さんが作成した小説、読ませて頂きました。気になってつい、夢中になりましたんで😅続きも気になります。 (2022年7月20日 20時) (レス) id: ded74af8a4 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 花火さん» そんな！！ あきません！！ 更新遅くてもまた続けます！！ (2022年3月22日 19時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花火 | 作成日時：2021年10月3日 20時
