第六十一話 ページ13
？「いけいけどんどーん！！」
A『...』
ヘムヘム「ヘム？」
私は今猛烈に音のする方へ行きたくない
本当に、もう本当に嫌だ
ものすごくめんどくさそうなことが起きる気がする
ヘムヘム「ヘムゥ、ヘムヘム」
ヘムヘムが立ち止まった私に行こうと説得するように見えた
A『いや、あのねヘムヘム
こう、なんかさ、ここら辺が、胸がざわざわするっていうか
嫌な予感がする、からさ、やめとこうかな今日』(遠い目)
ヘムヘム「ヘム...」
私は自分の身が惜しいのだよヘムヘム
ヘムヘム「ヘムヘム、ヘェムヘェム...！」
A『...』
...でも
A『はぁ...』
でももしここで逃げたらあと二つの委員会の手伝いもきっと逃げてしまう
やっとここまで(キャラと関わるのを)頑張ってきたのに
でも嫌だなぁ、めちゃめちゃ嫌な予感がする
本当だよ？本当なんだからね？？
ヘムヘム「...ヘム！ヘムゥ！(人と関わるのを！やめないで！)」
A『！』
ヘムヘム「ヘムヘム、ヘム、ヘムヘムヘム！
(あの人は君に、変わってほしい、と思っているんだ！)」
ヘムヘム、あんた...
...うん、もういいや
ヘムヘム「...ヘム？」
A『.........アハ☆長いものには巻かれろ、だね☆』
ヘムヘム「」
ヘムヘムはAに学園長の思惑に気づいてほしかったのだが
Aには可哀想なことに学園長の命令なんだ、早く行けよ！
という風にしか聞き取れなかったのである
なんなら腹をくくれ！と言っているようにも見えた
A『ヘムヘム！行こう、腹をくくるよ☆』
ヘムヘム「(絶句)」
ヘムヘムは人間とは心にいろいろ抱えすぎると吹っ切れてしまう
生き物だと学んだ
A『辛くても歩いていかなきゃね』ﾎﾞｿｯ
ヘムヘム「ヘム？」
A『いや、なんでもないよ』
ヘムヘムと一緒に嫌な予感のする方へ行く
さっきからあの変な声がしないな
もしかしたら考えすぎた私の幻聴だったりs ？「いけいけどんどーん！！」
あぁぁぁ....(絶望)
私のささやかな思いは大きな声にかき消されてしまった
ヘムヘム「...ヘム(そ、そろそろ帰らなきゃ)」ｻﾞｯ
え、おま、ちょ
ちょ待てよ
待てよ！！！！！
A『そこで置いてく！？』
ヘムヘムは私が絶望にくれるなか、もう一発絶望を残して戻っていった
現実は残酷だ by私
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花火(プロフ) - 勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡さん» コメントありがとうございます！更新遅くてすいません😢近日中に更新できそうなので、少々お待ちください。 (2023年2月23日 17時) (
レス) id: 4b9d571a5c (このIDを非表示/違反報告)
勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - 尊いｯｯｯｯｯｯ好きです。花火さん大好きです！これからも更新できれば宜しくお願いします💪(･ω･｀)ﾑｷｯ (2023年2月8日 11時) (レス) @page50 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
花火(プロフ) - 雅さん» コメントありがとうございます！更新が遅くなっていますが、より面白くできるよう頑張ります。 (2022年7月21日 14時) (レス) id: 4b9d571a5c (このIDを非表示/違反報告)
雅 - コメント失礼します。花火さんが作成した小説、読ませて頂きました。気になってつい、夢中になりましたんで😅続きも気になります。 (2022年7月20日 20時) (レス) id: ded74af8a4 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 花火さん» そんな！！ あきません！！ 更新遅くてもまた続けます！！ (2022年3月22日 19時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花火 | 作成日時：2021年10月3日 20時
