【忍たま】忍術学園の事務員補佐になってしまった,,,二

第四十九話 ページ1

ガサガサッ



A『！？』

三治郎「！！」


近くの茂みが揺れ、最悪の事態を想定する

一年生の子を抱きしめた瞬間





ジュンコ「シャー」

A『...へ？』


出てきたのは蛇だった

安心して体の力が抜け、今度はこっちが腕の中から飛び出した


三治郎「ジュンコ！」


ジュンコ？

あー、あぁ、そういうことね


A『その子がジュンコ？なんですね？』


三治郎「はい！」


出てきた蛇は探していたマムシだったようで

聞けば元気に頷いた


マムシと戯れる姿に違和感仕事しろと言いたくなるが

今はとにかく学園に帰らなければ


元来た道に体を向けたとき、ジュンコ？が

我が道を突き進み始めた


ジュンコ「シャー」


こちらを向いて一鳴きするさまは

まるでこっちだと言うようだ


三治郎「ついていきましょう？」



正直、信じていいのかわからないが

このまま手探りの状態で進むよりかはいいだろう


A『...わかりました』


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夕日に照らされながら道無き道を夢前くんと手をつないで歩く

念のためはぐれないように


ずっと話していたので

名前を覚えるくらいの仲になった


獣道を歩くこと体感数十分


A『...本当に、ついた』


学園の裏山にいた私達は

門の前の道にでた


ジュンコも夢前くんもいる

全員で帰ってこれたぁぁ


門をくぐり小松田さんと目があった


A『あ、小松田s 小松田「どこ行ってたんですか〜〜！！」


両肩を掴まれ前後に激しく揺さぶられる


き、きもちわる

はきそ


八左ヱ門「い、いたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！」


吐く寸前で竹谷さん？の大きな声で小松田さんの手が止まる

夢前くんと話すなかで生物委員の名前を教えてもらったので

なんとなくだが覚えた


三治郎「竹谷先輩！」


A『あー危なかった...

あ、おいで？』


ジュンコに手を出して首に巻きつかせる

動物の対処の仕方も和尚さまから教わっていたので

怖くはない


A『ジュンコ見つけましt、え、ちょ 孫兵「ジュンコォォ！！！」うぐぉほぁっっ』


伊賀崎くん？がジュンコに飛び付こうとして

ジュンコがのっかっている私ごと突っ込んできた

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