人狼ゲーム【苺】

8話 ページ9

ななもり。side

？「みなさん、1日目の話し合いの時間です、役職カードを確認して、ロビーに集まってください。」

いきなりヘリウムを吸ったような声での放送が入る
なんかしらの合図を出して欲しい
とりあえずさっきの所がロビーだろうから部屋から出てそこへ向かう
一直線だから迷わなくて済む
ロビーにつくとジェルくんがいた

な「あ、やっほー」
ジ「やっほー、役職カード見た？」
な「見たよ、どうだった？」
ジ「みんな集まってからの方がええんちゃう？」
な「そだね」

ジェルくんとソファーに座って話して少しすると

莉「ぁ…なーくぅぅん!!!」

と莉犬くんが突進してきた
軽いから痛くもなんともないけど

な「おぉ、どうしたの」
莉「怖いんだけど!?1人でよくわかんない部屋とか怖いんだけど!?」
ジ「流石ビビりやな」
莉「うっさい！」
る「何騒いでるんですか」
莉「るぅちゃん!!!!」

途中でるぅとくんが来て
来た途端るぅとくんの方にダッシュしていった

る「さところはこんな時でも遅刻ですか」
ジ「ある意味凄いわ」

ジェルくんがそう言った瞬間

ﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀｯ

と走る音が聞こえた
それと同時に

こ「僕の勝ち！」
さ「いーや、今のは俺だ！」
こ「アラサーがいばんな！大人気ないぞ！」
さ「まだ29だわ！」

そんな争いをしながら来た2人
ころちゃんは寝癖らしきあとが付いていて
さとみくんも服がしわだらけだった

な「はいはい、そこまで」
ジ「うるさいねん」
莉「2人とも遅刻〜」
る「引き分けです」
さ、こ「「はぁ!?」」

この2人いるとなんか場が和むというか
いつものテンションに戻れるというか…

な「ていうか2人とも…」
さ「ん？」
こ「なにー？」
な「まさかだけど…寝てた？」
さ「ま、まっさかぁ…w」
こ「こ、こんな状況で寝れるわけ…」

寝たな
全く…

ジ「どんだけやねん」
莉「お前ら寝る事しか頭ねーじゃん」
る「もぉ…」
さ、こ「「すみませんでした」」
な「あはは…、じゃ、話し合いはじめよっか」

「「「うん」」」

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