私が全員引き取って幸せにしてやるｯ！3【苺】

112話 ページ29

(しゃべくり感覚で見てください)

莉犬side

超人家族!?
ー今話題アーティスト達に迫るー

テレビ番組の見出し
最近るぅとくんところちゃんが顔出しを始めて
なーくんとジェルくんはクローバーのデザイナーとして有名に
俺とさとみくんは相変わらず俳優声優として
母さんはアニメ制作会社の社長
そんな俺たちは超人家族と呼ばれる様になった
今日は母さん以外でテレビに出る

な「て、テレビ…」
莉「緊張する？」
ジ「するやろ…」
さ「俺たちは慣れたからな」
る「この状況に慣れるとか意味わからないです」
『頑張ってね！見てるから』
こ「うん」

でもいつも謎なんだよね
母さんは目立つような事を滅多にしない
沢山ヒットアニメ出したのに
テレビで見た事ない

ス「本番5分前でーす、スタンバイお願いしまーす」

まぁ、今はいいかな
いつか聞けばいいし

さ「はーい」
莉「行こ、みんな」
る「はい」
こ「よ、よし…」
ジ「ｽｰ…ﾊｰ…」
な「だ、大丈夫だよジェルくん」
『行ってらっしゃい』
「「「行ってきます」」」

俺たちは全員で幕の裏に行く
幕が上がったら出る

ス「本番10秒前！」
莉「みんなさとみくんと俺の真似してね」
る「分かりました」

今回は生放送
俺たちの特集で2時間らしい
ほんとよくそんなに時間とれるよね
企画内容もよく分かんないし

「今回のゲストは最近有名なあの人たちです！どうぞ！」

司会の合図で幕が上がる
俺とさとみくんは普通に出られるんだけど
あとの4人はやっぱり緊張してビクビクしてる
とりあえずみんなの背中を押す
もちろん軽くね

さ「俳優兼声優のさとみです」
莉「同じく俳優兼声優の莉犬です」
る「作曲家のるぅとです」
こ「シンガーのころんです」
ジ「デザイナーのジェルです」
な「同じくデザイナーのななもりです」

一人一人自己紹介をして用意された席に座る
全員が座り拍手が止んだ

「では改めて超人家族の方々です！」
「「よろしくお願いします」」

うわぁ、心配だなぁ…
30分もすれば慣れるかな

113話→←111話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す