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なんだか眠れない
ここに来て2日目の夜。家族のことを思いをだしてしまう
フィルに父さんのことを沢山聞いたのはほんとに嬉しかったけど、同時にもう父さんも母さんもいないっていう喪失感も感じた
でも私は1人じゃない
「我々が君を守ることを誓おう」
フィルが最後に言ってくれた言葉が脳内に浮かぶ
きっと大丈夫
落ち着かせるため息を鼻から大きく吸った
『誰だろう』
部屋に近づく足音に気づいた
しばらくして
ｺﾝｺﾝｺﾝ__________
とノック音が部屋に響く
『……はい？』
夜に来客が訪れることは初めてだ
心臓の脈打つ感覚が少しだけ狭まる
だが扉の向こうには聞き覚えのある声が直ぐに聞こえてきた
「遅い時間にすまない、クリントだ」
やっぱりあなただった
安堵と少しの喜びが私の心を満たす
「部屋の明かりがついてるのを見てな、まだ起きているのか？」
中に入ること無く彼は話を続けた
『はい、色々と考え事をしたら眠れなくなってしまって。』
「そうか、俺が話し相手になろうか？」
少し意外な言葉が聞こえた
彼はあんまり他人に干渉されたくないタイプなのかと思っていた、心の雰囲気的に
「無理にとは言わない」
私が言葉を返すことを少し躊躇していたら、先程から少し下がったトーンでまた彼が話した
『いえ、クリントさんがよければぜひ、話し相手になってくれると嬉しいです』
私がそういった後に彼は何も言わずに扉を開け部屋に入ってきた
初めてあった時と服装が違いラフな運動着姿だ
「俺もなんか今日は寝れなくてな、外に走りに行ってたんだ」
心が読まれたのかと思った
「そっちに行っても？」
『はい、もちろんです』
どうぞ。と枕元の隣の椅子を指す
私も起き上がろうと腕に力を入れたら、彼が起こしてくれた
『ありがとうございます』
「まだあんまり身体に力はいんねぇだろ？」
私を抱えてくれた腕、ゴツゴツしてるけど暖かい手のひら
『鍛えてるんですか？』
「もちろん」
『どうして？』
「どうして？」
私の質問に彼のクールな表情が少し崩れた
うーん、と下を向き少し悩んで再び視線を私と合わせた
「仕事だからだな」
『クリントさんもS.H.I.E.L.D.なの？』
「あぁ、そうだ」
『いいなあ。私の父さんもS.H.I.E.L.D.だったって、さっきフィルに聞いたんです。』
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アリー - 凄く面白いです！大変だとは思いますが更新頑張って下さい！楽しみにしています (2019年9月26日 16時) (
レス) id: 4a49b07a13 (このIDを非表示/違反報告)
yk6772(プロフ) - 刹那さん» はじめまして！とっても嬉しいコメントありがとうございます！ぜひ最後までお付き合いくださいませ！！ (2019年9月23日 8時) (レス) id: fe681de757 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - 初めまして！ホークアイ落ちの小説待ってました！！ありがとうございます！すごく面白くて、これからどうなっていくんだろうってわくわくします！更新頑張ってください！ (2019年9月19日 23時) (レス) id: f050d91d12 (このIDを非表示/違反報告)
yk6772(プロフ) - かなとさん» かなと様、ご指摘ありがとうございます！よく見ないでおりました、大変ありがとうございます。 (2019年9月19日 20時) (レス) id: fe681de757 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下の注意文をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年9月19日 19時) (レス) id: 1346ef8349 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リオハ | 作成日時：2019年9月19日 18時
