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自分の右手中指にはめられた黒い指輪がふと目に映る。
“いつか絶対、振り向かせるから!”
“俺もAのそういうところ、好きだ”
今思えば、あの言葉たちは最初に思い浮かんだそのままの意味で捉えて良かったんだな…
「Aさ〜んなんか良いの見つけた?…って」
「指輪見てどうしたんだ?」
あんなに前から好意を伝えてくれていたのに、返せていなかったのが申し訳ない。
『…好きだよ、イルマ』
言葉一つで返せるとは思わないけど、これからはあの時の分まで沢山伝えていこう。
『あっちのコーナーも見てみたい』
「ちょ、ちょっと待って!?」
「今の言葉無かったことになったのか!?」
イルマたちに詰め寄られていたら、ふと以前エイトちゃんに言われた「悪いことした時以外は正直すぎる」という言葉が脳裏をよぎった。
『…ごめん、正直すぎたね』
「あ、いや!正直すぎる所も好きだからそのままで大丈夫!」
「その正直すぎる所に惚れたからそのままで良い」
『イルマも大概正直だよね』
悪周期になろうともブレない素直な性格は元々だったが、13月のリラックス茶の件以降は更に本音が現れるようになった。
私がアスモデウスに叱られてから、何かが吹っ切れて告白が喉につっかえなくなったのと同じ原理だと解釈しているが、ここまで正直にサラッと好きと言われると一周回って心配に………
……これ、数刻前にイルマから見た私も該当する…
『ごめん。
次からは唐突に言わないようにするね』
「「それもそのままで良い!!」」
「言った直後に急に話題変えんの控えてほしいだけだから俺ら…」
「うんうん!」
控えめに笑いながらイルマたちはそう言ってくれた。
恐らくイルマはいつものように優しさでそう言ってくれて………いや、違うよね。今その考え方は改めたんだった。
お互いに、好きだから言ってくれている。
『じゃあ次からは余韻に浸る時間も作るね』
「お、おう…」
「ありがとう…で良いのかな…?」
気を取り直して文房具屋を見て回り、全て見終えた今はイルマの会計待ち。
待っている間は暇なのでレジ付近の商品を眺めていると、一つの商品が目に入った。
それは羽根が2枚ぶら下がったキーホルダー。
羽根自体は精巧に作られているレプリカで、金剪の長の羽根をイメージしている一品のようだ。
『…』
イルマの誕生日、まだ祝ってなかったな。
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せい - 正直に言います。めっっっちゃ好きぃ!!!!!続き待ってます\((,,> <,,))/無理はしないでくださいね(* ᴗ͈ˬᴗ͈)” (12月12日 12時) (
レス) @page13 id: 0fab0d7912 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - もう更新されませかね…ずっと待ってます! (2025年6月1日 21時) (
レス) id: af1f0021b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱莉 | 作成日時:2025年4月9日 1時


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