第84話 診察 ページ40
No side
樹は桜雪を抱き上げた。
樹「よしよし、大丈夫、大丈夫。俺も一緒だからなー。(微笑み」(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
桜雪「うぇ…うぅ(ｸﾞｽｯ」
石切丸「樹さんは桜雪をあやすのが上手だね。」
髭切「幼子の扱いには慣れているのかい？」
樹「いや、そういう訳じゃないんだけど…昔友達の妹の面倒手伝った事あって……と言うより、2振りも慣れてるって思うの俺だけ？」
そんな会話をしている内に桜雪が診察に呼ばれた。
看護師「桜雪様ー！城咲桜雪様ー！」
樹「よし、桜雪！呼ばれたから行くぞ！」
そう言って樹は桜雪を抱っこしたまま診察室へ案内された。石切丸と髭切も一緒だ。
診察室の中へ入ると、優しそうなおじさん先生が座っていた。
医者「桜雪様と樹様ですね！こちらへどうぞお座りください。」
樹「ありがとうございます。失礼します。」
そう言われて桜雪を抱っこしたまま樹は座った。
医者「えーと、今日は…」
石切丸「熱を出したんだ。」
髭切「今朝僕が起こしに行った時、座布団の上でぐったりしていてね。えっと…薬くん(石切丸「薬研さん」に診てもらったり、寝かせて額を覚ましたりしたんだけど、一向に熱が下がらなくて…」
石切丸「下がるどころか、逆に上がってしまっているようなんだ。」
医者「そうですか……では、心臓の音や喉を診せてもらってもよろしいでしょうか？」
樹「はい！桜雪、前向いてくれ。」
桜雪「ｹﾎｯ)………やなの………(ｸﾞｽｯ」
石切丸「桜雪、前を向かないとお医者さんが桜雪の病気を診れないよ。だから前を向いてくれるかい？(微笑み
大丈夫、怖い事は何も無いよ。」
桜雪「………………………(ｺｸｯ」
石切丸に言われた桜雪は大人しく前を向いた。
医者「ありがとうございます。では、お洋服を上にあげて、心臓の音を聞きますね。」
そう言って、樹は桜雪の服を上にあげさせ、先生は聴診器を当てた。
医者「……うーん、少し早いですね…息が苦しいとかありますか？」
桜雪「………………(ｺｸｯ」
桜雪は頷いた。
医者「……では、次は喉を診ますね。口をあーって大きく開けてくだい。」
桜雪「………………あー」
桜雪は大きく口を開けた。その間に、医者は桜雪の喉を診る。
医者「！！かなり赤く腫れてますね。」
樹「そうですか…」
医者「他にどこか痛いとか苦しいとかありますか？」
桜雪「………………んー…(ｸﾞﾘｸﾞﾘ」
桜雪は頭をグリグリした。
(文字数…)
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レス) id: f653b71725 (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - こんばんわ☆初めまして！刀剣乱舞大好きでいつも楽しく読ませて頂いております♪2巻目の話数ですが1話分話数が飛んでしまっていますよ^_^;91話→93話になってしまってます。 (2020年10月28日 18時) (レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
輪廻(プロフ) - いつも更新お疲れ様です！！クロスオーバーの事についてなのですが、《名探偵コナン》はできますか！？できたらお願いします！( ´∀｀) (2020年10月28日 15時) (レス) id: a614865e72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪ネコMyCo | 作成日時：2020年10月11日 1時
