小さな主と神様の戯れ第1巻～出会い編～【刀剣乱舞】 (ページ7)

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第6話審神者の看病ページ7

No side

こんのすけは時の政府に戻ってすぐ、厚達は看病の準備が出来た。薬研は桜雪を布団に寝かせ、濡らした手ぬぐいをおでこに乗せた。

薬研「桜雪…早く回復してくれ…」
厚「なあ、薬研、聞いてもいいか？なんで新しい審神者を大将なんて…」
鯰尾「俺も知りたい！」
一期「話してくれるかい？薬研。」
薬研「…あぁ、話すよ。大将の、桜雪の過去を全部。」

薬研はこんのすけから聞いた話を包み隠さず3振りに話した。

一期「そんな事が…」
厚/鯰尾「……………」
3振りは何も知らなかったとはいえ、さっきの言動を悔やんだ。
一期「この子の霊力は清く、美しく、暖かく、儚かった。幼いからこその純粋な霊力。私はこの子を主と認めよう(微笑み」
厚「俺も！…こいつなら、この本丸を明るくしてくれるって…信じたい…」
鯰尾「そうですね！お互い過去なんか振り返らないくらい、主と沢山思い出を作りたいです！」
薬研「ッ！！ありがとう！みんな！」

一期、厚、鯰尾も桜雪を審神者と認めた。そして、こんのすけが時の政府から回復薬を持って来た。
こん「薬研様！！政府より霊力回復薬を頂いて参りました！ただ、1度桜雪様の目が覚めなければ飲ませる事が出来ません…飲み薬ですので…」
薬研「ありがとな、こんのすけ！
とりあえず熱が少しでも下がれば目は覚めるだろう…桜雪…目を覚ましてくれ…」

こん「ところで一期様達は看病の準備をした後からずっとここに？」
薬研「あぁ、そうだ、こんのすけ。いち兄達にも桜雪の過去を話したが大丈夫だったか？」
こん「はい！いずれはこの本丸の皆様に伝えるつもりでした。でなければ桜雪様を審神者だと認めないと思っておりましたので…話す許可は政府より出されております。」
薬研「そうか、それなら助かる。」

一期「こんのすけ、私達は、この子を主と認めます。そう決めました。そうだろう？厚、鯰尾。」
厚/鯰尾「あぁ！/もちろんです！」
こん「それならば安心でございます！！」

その様子を屋根裏から見つめる1つの白い影…それは…

？？「こりゃ驚きだな…」

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皆さん分かりましたか？最後のセリフの正体。
ヒントが多いので簡単だと思います。

そして、説明が遅れましたが、薬研はとっさの時、つい「大将」と呼んでしまいます。