第39話 宴の準備 ページ41
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石切丸が桜雪に子守唄を歌っている時、買い出し組が帰ってきた。
鶴丸「ただいまー！帰ったぞー！！」
三日月「鶴丸か。皆帰ってきたな」
清光「桜雪は？」
三日月「皆で隠れ鬼をしている最中に寝てしまってな、今石切丸が付き添っている。」
乱「じゃあ、桜雪が寝ている間に、宴の準備しちゃおうよ！」
光忠「そうだね！じゃあ、料理は任せて！歌仙くん、行こうか！」
歌仙「あぁ！そうだね。とびっきりの料理を作ろうか。」
燭台切と歌仙は厨に向かった。
清光「俺たちは飾り付け行ってくる。安定、乱、行くよ！」
安定「わかったよ！」
乱「思いっきり可愛くしちゃおうよ！」
清光達は大広間へ。
博多「俺はお金の計算してくるばい！」
博多は粟田口部屋へ。
鶴丸「俺は〜どうするかな〜」
三日月「皆と準備できるように呼びかけたらどうだ？」
鶴丸「ああ！それがいい！！(ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ
三日月「はっはっはっ、元気が良いな、鶴丸は(ほけほけ」
鶴丸は宴の準備が早くできるようにみんなに呼びかけるため、本丸中を走り回った。
長谷部「鶴丸！！廊下を走るな！！」
長谷部に怒られたが...
そうこうしている内に宴の準備が出来上がった。大広間は清光と乱を中心にやったおかげで、綺麗に飾り付けができた。料理は燭台切と歌仙を中心に沢山の料理ができた。お肉、魚、サラダなどなど全部食べきれるのかと思うほどの大量の料理。あまりご飯が食べられない桜雪のためにお粥も用意した。もちろん、桜雪の大好物であるホットケーキもある。
料理が大広間に全て運ばれ、宴の準備が完全に出来上がった後、お昼寝をしていた眠り姫の元へ起こしに行く。それはじゃんけんで和泉守に決まった。
石切丸の部屋の前で呼びかけても返事がない。和泉守はそっと障子を開けると、部屋の中でスヤスヤと寝ている2人の姿があった。それは仲の良い親子のような微笑ましい姿。このまま寝かせていたいが、宴の準備はもう済んでいるので起こさなくてはならない。
和泉守「おーい、石切丸！桜雪！起きてくれ！宴の準備ができたぜ！」
石切丸「............んー......？和泉守さん？...私は寝てしまっていたみたいだね。すまない。これから向かうよ。」
和泉守「ああ、頼むぜ。 おーい、桜雪起きろ！宴だぞ！」
桜雪「んー......ねんね...」
石切丸「目が覚めるまで時間がかかるみたいだね。私が起こして連れて行くから。」
和泉守「わかった。」
石切丸「桜雪、宴が始まるから起きようか。」
桜雪「んー...わかっちゃ...」
第40話 歓迎と復活の宴→←第38話 時を超えて紡がれる子守唄
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作者名：雪ネコMyCo | 作成日時：2020年10月4日 15時
