第29話 本丸の2つ目の闇 ページ31
No side
伽羅「なぜ地下牢だ。(怒」
鶴丸「それは…その……」
鶴丸が中々その理由を口に出来ないのもそのはず、地下牢に閉じ込められている闇堕ちの刀剣達は、大倶利伽羅達が折れた事のショックと責任で闇堕ちしそうになり、前任達に地下牢に閉じ込められたのだ。
こん「鶴丸様、わたくしがご説明致します。」
こんのすけが大倶利伽羅達の元に歩いてきた。
桜雪は上座から動けない。人見知り発動中だからだ。
こん「フゥ…燭台切様たちは…闇堕ちしかけております。」
伽羅達「!?!?」
清光「なにそれ!!」
乱「闇堕ちってどういう事!?」
こん「それは……」
膝丸「まさか、俺達が折れた事で責任を感じて闇堕ちしたのではあるまいな!?」
伽羅達「!?」
こん「はい…左様にございます…膝丸様……」
伽羅「チッ…」
山伏「兄弟達が責任を感じる必要はない!」
清光「ねぇ、こんのすけ、俺達を地下牢に連れてって。」
こん「………分かりました。」
桜雪「…??やげん、みんな、どこいくの?」
薬研「…地下牢っていう、地面の下にある部屋だ。」
桜雪「ここにいないの、みんなしょこ?」
薬研「あぁ、そうだ。」
桜雪「みんな、いちゃいの?」
薬研「そうだな…心が痛い…だな…」
桜雪「……………………こんちゃん!!」
こん「桜雪様!?どうされ……まさか、一緒に行くなんて……言いませんよね!?」
桜雪「さゆきも、いっちょに、いくの!!いちゃいの!なおしゅの!!」
こん「……ポカーン)……ダメです!完全に闇堕ちしていないとはいえ、危険でございます!!」
桜雪「や!!さゆきもいくの!!(涙」
薬研「こんのすけ!桜雪はこうなったら聞かないと思うぞ?」
こん「………(―""―;)はぁ…分かりました。ですが!牢の中には、絶対入ってはいけませんよ!!分かりましたか!?」
桜雪「パァ)はい!!」
大倶利伽羅達と、こんのすけ、桜雪、そして念の為、石切丸とにっかり青江も一緒に地下牢へ向かった。
地下牢は本丸の中で一番日が当たらない廊下の突き当たりの扉。そこが入口になっている。
石切丸「この階段の下が地下牢だよ。」
桜雪「くらいの……こわいの……」
こん「昨日の桜雪様による本丸手入れの時には、地下牢までは届いていないかと…」
青江「そうだね、この中にいるみんなの霊力はそのままだからね。」
清光「ねぇ、こんのすけ。さっき闇堕ち"しかけてる"って言ったよね?あれどういう事?」
(文字数…)
273人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「刀剣乱舞」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雪ネコMyCo | 作成日時:2020年10月4日 15時