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第六章37_攻撃開始 ページ40

ヴィル「っ!A!ステラを後ろに!」
『は、はい!』
エース「ちょっと待て!俺らも手伝うから!」


エース君達の手を借り、グッタリとするステラを後方へ運ぶ。



ヴィル「どこの誰だか知らないけど、窓から訪問するなんて礼儀がなってないわね。しかも、女性(レディ)に対して無粋な真似をするじゃない」



連中を見て、ヴィル先輩はその表情を、ポムフィオーレ寮の寮長としての顔つきへ変化した。
それは、カリム先輩も同様だった。



ヴィル「緊急対処事態と認定!ポムフィオーレ寮長の権限において、侵入者への攻撃魔法の使用を許可する!」
ルーク「ウィ!」

カリム「スカラビア、ポムフィオーレに同じ!構えろ!」
ジャミル「はっ!」

ヴィル「1年生は後方待機!ハーツラビュルは寮長に連絡!」
「「「は…はい!」」」


瞬く間に指示され、私たちは反射で返事を返す。



ヴィル「A!ステラには回復魔法をかけながらそのリングの解除を。リング事態は恐らく、大した魔術式じゃない。アンタなら容易に外せるはずよ。ただし、筆とインクを隠しながら」
『は、はい!』
ルーク「シルキー…もとい、ブラウニーは家を守護する妖精だ。今家が傷ついている状態で衰弱も激しい。回復魔法をかけながら、慎重にリングを外すんだ」
『わ、分かりました』



私は連絡をするエース君達の影に入りながら、インクと筆を出し、回復魔法の術式を空中に描き、ステラに光を当てた。
それと同時に、リングに直接解除の呪い式を描く。

ヴィル先輩の言う通り、リング事態は普通の魔法道具の為、すぐに外れた。





???〈…………被検体D、E、共に抵抗の意思を確認。交戦許可を願う〉


通信のようなものを飛ばすと、その手に持っていた武器のようなものを構えだした。




???〈…………認証。捕縛作戦プランCを展開する〉

第六章38_倒れる先輩→←第六章36_裂ける悲鳴



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ナギサ(プロフ) - あ"〜……本当に主様やってくれますね。自分好きな言葉をいつもいつも小説に組み込んでくれている…超能力者ですか??? (11月25日 16時) (レス) @page21 id: f18589988d (このIDを非表示/違反報告)
ALICE(プロフ) - ふわなさん» お返事おくれてしまい申し訳ありません!誤字がちょびちょび目立ってしまいますが、楽しんでいただけたら嬉しいです!一時期更新停止いたしますが、今後ともこの作品をよろしくお願いいたします! (2021年11月18日 23時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
ALICE(プロフ) - ふわなさん» お返事おくれてしまい申し訳ありません!誤字がちょびちょび目立ってしまいますが、楽しんでいただけたら嬉しいです!一時期更新停止いたしますが、今後ともこの作品をよろしくお願いいたします! (2021年11月18日 23時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
ふわな - 初コメ失礼します!素敵な作品に合うことができました・・・!お話もかなり続いていてすごいです!文もなんだか頭に入りやすくて!大きな誤字も無いので少しの誤字なら大丈夫ですよ!応援しています!好きなアニメの要素があって好きです!頑張ってください!! (2021年11月2日 18時) (レス) @page40 id: 7054f2498a (このIDを非表示/違反報告)
ALICE(プロフ) - モモカ🌼さん» ありがとうございます!かなり長いシリーズですのに、それを毎日見て頂けてとても光栄です!今後とも更新頑張りますのでよろしくお願いいたします! (2021年10月13日 21時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ALICE | 作成日時:2021年9月24日 16時

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