第六章30_集う寄付 ページ32
カリム「Aにもステラにも、ここに住んでるゴースト達にも合宿中には世話になった。何より俺が、オンボロ寮での合宿、すげー楽しかったんだ!だから感謝の気持ちを込めて、オンボロ寮をキレイにしたい!
俺がもらったギャラなんだ。使いみちは自由だろ?」
『そ、それは…まぁ』
本人がいいと言っているのに、こんなに拒絶するのは失礼でもある。
クソ、こういう時にグリムがいれば、即断即決で「もらってやる!」と言うのに。
ルーク「……
ジャミル「主人の厚意を、従者が無下にするわけにはいかないな。俺もギャラとして、その金を受け取ります。その上で、オンボロ寮に寄付する。元より金なんておまけみたいなものだ」
金がおまけ…あ、そっか。
ジャミル先輩の目的はホリデーでダダ下がりしたイメージ回復+好感度アップの為だっけ?
エペル「僕は……ヴィルサンと約束したのに、愛らしさでネージュに勝てなかった。約束を果たせなかったのに、自分のためのギャラなんて貰えない。でも、ヴィルサンの気持ちも近くで見てたから痛い程わかるんだ。
だから、お金はもらう。そして……僕も、オンボロ寮に全部寄付する!
……綺麗にして、グリムクンが帰ってきた時にびっくりさせたいし。ね?」
『エペル君……。ありがとう』
今はここにいないグリムの事まで考えてくれて、胸が熱くなる。
そうだ、きっとビックリするし、喜ぶと思う。
「オレ様の住処が豪邸になったゾー」とか言ってくれる姿が目に浮かぶ。
エース「え〜……皆してそういう空気作る〜?」
デュース「う、うぅぅ……ギ、ギャラがあれば、家計が楽に……でも……」
エース「俺は貰うぜ。くれるってんなら、遠慮なくいただきまーす!
めちゃキツいことやらされたわけだし?新しい靴とか服とか欲しいと思ってたし?」
お調子者っぽく言うけど、これも彼の個性だ。
寧ろ、助かる。
『いいよ、エース君まで寄付とか言い出したら熱を疑うから』
エース「どーいう意味だよ!」
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ナギサ(プロフ) - あ"〜……本当に主様やってくれますね。自分好きな言葉をいつもいつも小説に組み込んでくれている…超能力者ですか??? (11月25日 16時) (レス) @page21 id: f18589988d (このIDを非表示/違反報告)
ALICE(プロフ) - ふわなさん» お返事おくれてしまい申し訳ありません!誤字がちょびちょび目立ってしまいますが、楽しんでいただけたら嬉しいです!一時期更新停止いたしますが、今後ともこの作品をよろしくお願いいたします! (2021年11月18日 23時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
ALICE(プロフ) - ふわなさん» お返事おくれてしまい申し訳ありません!誤字がちょびちょび目立ってしまいますが、楽しんでいただけたら嬉しいです!一時期更新停止いたしますが、今後ともこの作品をよろしくお願いいたします! (2021年11月18日 23時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
ふわな - 初コメ失礼します!素敵な作品に合うことができました・・・!お話もかなり続いていてすごいです!文もなんだか頭に入りやすくて!大きな誤字も無いので少しの誤字なら大丈夫ですよ!応援しています!好きなアニメの要素があって好きです!頑張ってください!! (2021年11月2日 18時) (レス) @page40 id: 7054f2498a (このIDを非表示/違反報告)
ALICE(プロフ) - モモカ🌼さん» ありがとうございます!かなり長いシリーズですのに、それを毎日見て頂けてとても光栄です!今後とも更新頑張りますのでよろしくお願いいたします! (2021年10月13日 21時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ALICE | 作成日時:2021年9月24日 16時