第9話 ページ10
「んん、眠い」
「眠いなら俺の肩に寄りかかっていいぞ?」
「んぁー、有難く寄りかかります」
「ああ」
バスの中腕を組んで少しウトウトしているカラ松兄さんの肩を借りて少し眠りについた
,
「お客さん、終点ですよ起きてください」
「起きねぇな」
「お金だけ貰って外へ捨て置くか」
「ギャグ小説だからできる技だな」
「起きろカラ松ぅぅぅ!!」
「うわっ!」
「え、あ?」
確かバスの中にいたはずなのに今何故かベンチに座っている
ばかでかい声で起こされたため頭がフル回転してて少し痛い
「ど、どうしたのおそ松兄さん」
「結衣、どうしたもこうしたもじゃねぇよ」
はぁと呆れたようにトド松兄さんのスマホを見せてきた
「お前ら寒空の中ベンチで手を繋ぎながらこんなにくっついて寝てどういうことだよ!」
「え、なにこれ」
「あ、これあれじゃないか、バスの中で寝てた時の位置じゃ…」
「バスぅ!?」
「あー、遊園地の帰りのあの位置のままかぁ、え、バカップルみたいやん」
「どういうこと!?あまりにも起きないからトド松帰っちゃったんだけど!?」
「いやだって眠かったもんねカラ松兄さん」
「ふっ、悪戯なエンジェルが俺を眠りに」
「いたいいたい!今日はいたくないと思ったのにいきなりぃ!?」
「え」
カラ松兄さん最後の最後でいたいとかありえないんだけど!?いや今日がおかしかっただけでいたいのがカラ松兄さんか
おそ松兄さんと私がいたがっているとカラ松はあわあわしどこから出したのかサングラスをかけ『俺はどうしたって人を傷つける』と言いかけたので『はい帰るぞ』とおそ松兄さんが遮り家に帰ることにした
「にしてもおそ松兄さん、迎えに来てくれたの?」
「あ?いや愛する妹が次男に襲われてないかなって心配だった」
「俺がシスターを襲うわけないだろう!おそ松じゃあるまいし」
「俺だったら襲ってるもん!!こんな可愛い妹近くにいたら確実に襲ってるもん!」
「えー、おそ松兄さんに襲われるの私、二人っきりにならないでおこ」
「うそうそごめんって!俺と二人っきりになってください!」
「いや意味わかんないお願いやめて、カラ松兄さんと行動を共にするから」
「え」
「おいカラ松!お前俺の妹とるなよ!」
「いや俺の妹でもあるんだけどな」
「私は6人の兄の妹です」
終始騒ぎながら私達は家に帰っていった
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーキャラ
一松兄さん
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大重まりな(プロフ) - ((((;゚Д゚)))))))まじ・・・続きが楽しみすぎる!更新頑張ってくださいね! (2019年12月29日 19時) (レス) id: c5c357069e (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - 凄く面白かったです!イッキ読みしました。本当に6つ子に妹がいたらこうなっている気がします・・・。 (2019年9月30日 20時) (レス) id: cbdaf79d75 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆっこ - これを見てはぁはぁ言っている私は、ついに変態へと覚醒してしまった。 (2019年7月20日 23時) (レス) id: 354b18a198 (このIDを非表示/違反報告)
米森ルカ(プロフ) - 頑張ってください〜!楽しみにしてます! (2019年7月16日 20時) (レス) id: 4bcfa0b979 (このIDを非表示/違反報告)
たんてぃー - すんごい楽しみです更新頑張ってください!! (2019年4月25日 19時) (レス) id: 748ce87adf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:むぎ56 | 作成日時:2019年3月30日 13時