第18話 ページ19
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「ねぇ結衣〜」
「……」
「結衣ってば」
「……」
「えぇ！シカト！？」
「…はぁ、何おそ松兄さん」
夏休みに入った私はスマホをいじっていたのだがおそ松兄さんにしつこく邪魔されたのでスマホの電源を切った
構って貰えると思ったのかおそ松兄さんはぱぁっと明るい笑顔で話を続けた
「俺思ったんだよ…カラ松やチョロ松、一松や十四松にトド松…」
「うん」
「俺以外お前と2人で絡んでるとこ多くない！？
お兄ちゃん泣くよ！？」
なんだ、そんな事かと思い、私はソファの上で仰向けで寝転がりスマホをいじり始めた
「ひどくない！？ねぇお兄ちゃん差別！！」
「あー、うんひどいひどい」
くそみたいな対応しかしてないからそういう機会がないんだよ
そう思いながら私はネットを見ているとおそ松兄さんが私の上に乗ってきた
…正直邪魔でしかない
「邪魔だよくそ長男」
「なぁ結衣、俺達血が繋がってないんだよな」
「………はぁ、まぁそうだね」
「じゃあ俺お前で我慢するから脱DTさせ」
「断る」
すごく興奮しているおそ松兄さんの方に目線を移しながら私は抜け出そうとした
その様子を見たおそ松兄さんは自分の体を支えていた腕と膝の力を抜き、本格的に私の上に乗ってきた
と言うより抱きついてきた
「やだやだやだぁ！俺も妹に構ってもらいたいぃぃぃ！！」
「駄々っ子かこの末っ子長男！！」
「いいじゃん俺で、お前もどうせ処」
「だまれこの変態」
『分かったからちょっと座って』と私が言うとおそ松兄さんはしぶしぶ床に座った
股を開きながら足を折り曲げ座っている状態なので私はおそ松兄さんの足に挟まるかのように間に座った
「え、何この状態、生殺しなんですけど」
「可愛い妹のいい匂いでも感じてください」
「出来ればこういうのはトト子ちゃんの方が」
「そうかそうか、もう構ってなんかあげない」
「うそうそごめんって！」
『結衣のこと好きだからぁ』と、おそ松兄さんは私に抱きついた
兄妹でこの距離は近いと思う
それにだいぶ恥ずかしい
「おそ松兄さん離れて」
「結衣から近づいてきたんだよ〜？」
「だとしてもこれは近づきすぎ」
「いいじゃんかよぉ〜、このまま雰囲気に流されてあわよくば1発セッ」
「まじ死んで」
こいつに隙を見せてはいけないと1番思った時に『何してるんだおそ松』と、カラ松兄さんの声が聞こえた
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーキャラ
一松兄さん
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大重まりな(プロフ) - ((((；ﾟДﾟ)))))))まじ・・・続きが楽しみすぎる！更新頑張ってくださいね！ (2019年12月29日 19時) (
レス) id: c5c357069e (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - 凄く面白かったです!イッキ読みしました。本当に6つ子に妹がいたらこうなっている気がします･･･。 (2019年9月30日 20時) (レス) id: cbdaf79d75 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆっこ - これを見てはぁはぁ言っている私は、ついに変態へと覚醒してしまった。 (2019年7月20日 23時) (レス) id: 354b18a198 (このIDを非表示/違反報告)
米森ルカ(プロフ) - 頑張ってください〜！楽しみにしてます！ (2019年7月16日 20時) (レス) id: 4bcfa0b979 (このIDを非表示/違反報告)
たんてぃー - すんごい楽しみです更新頑張ってください！！ (2019年4月25日 19時) (レス) id: 748ce87adf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むぎ56 | 作成日時：2019年3月30日 13時
