291話 夢の中-大切にされているみゆき- ページ41
みゆきside(夢の中)
大和「神楽大和〈かぐら やまと〉です。中村みゆきさんと高校と大学の同級生です」
大和はみんなに挨拶をした。
寮母「あなたが大和くんね。女子学生会館の子達が話しているのを聞いたことがあるわ」
大和「そうでしたか」
館長の大輔さんと寮母の桃子さんの姿が消えかかりそうになった。
(あっ…!)
みゆき「大輔さん!桃子さん!」
デカパン「もう時間ダス。ユメデアエールを飲んでいない人は一定時間になると夢の中から消えてしまうダス」
カラ松「そういえば、そのように書かれていたな…」
館長「みゆきちゃんのこと、よろしくお願いします」
大輔さんと桃子さんの姿が消えていった。
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カラ松side(夢の中)
みゆき「大輔さん…。桃子さん…」
俺はみゆきちゃんの所に行こうとしたが、一足先に大和くんがみゆきちゃんの所に行っていた。
(あっ…。)
大和「みゆき…」
(そうか…。そうだよな…。)
大和くんはみゆきちゃんを落ち着かせている。
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みゆきside(夢の中)
みゆき「ありがとう。パパとママの所に行って来るね」
大和「うん」
私は大和から離れ、パパとママの所に行った。
パパ「みゆき」
みゆき「さっきは変なことを言って、ごめんなさい…」
パパ「パパの方こそ…。今まで、みゆきの気持ちをわかってあげられなくてごめんな…」
ママ「みゆきが帰って来たら、色々な話をしたいわ」
みゆき「うん…」
パパとママの姿が消えかかりそうになった。
パパ「みなさん、みゆきのことをよろしくお願いします」
パパとママの姿が消えていった。
みゆき「パパ…。ママ…」
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チョロ松side(夢の中)
女子学生会館の館長さんと寮母さん、みゆきさんのお父さんとお母さんが夢の中から消えていった。
大和「いや〜…。みゆきが『おそ松さん』の松野家にお世話になってるなんて超羨ましいよ」
みゆき「そ、そうかな…」
十四松「大和くんは兄弟いるの?」
大和「ううん。一人っ子」
十四松「へ〜!」
おそ松「ねぇ。大和くんも俺達のこと、知ってるの?」
大和「うん。…って言っても、大学に入ってから同じ学科の奴らに教えてもらってパソコンの動画で観たんだけどね」
一松「…へ〜…」
十四松「誰のファンなの!?」
大和「う〜ん…。みんなファンなんだけどね〜…」
大和くんはカラ松の方を見た。
カラ松「えっ!?俺!?俺なの!?」
カラ松&大和以外「え〜!?」
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作者名:よっちー | 作成日時:2017年6月12日 22時