281話 パジャマパーティーの話 ページ31
カラ松side
みんなは楽しそうに話をしながらご飯を食べている。
(夢の中でみゆきちゃんのご両親や学生会館の館長さんと寮母さんに会ったら、みゆきちゃんを元の世界に早く帰してあげるのがいいのかもしれない…。だけど…。)
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みゆきside
(ん…?)
ふと、カラ松を見ると黙って食事をしていた。
みゆき「カラ松?」
カラ松「はっ、はい!なんでございましょう、プリンセス!!」
カラ松の反応で周りが静かになった。
カラ松「あ…」
カラ松は再び食事をし始めた。
みゆき「ふふっ」
私はクスッと笑った。
(プリンセスかぁ…。)
トド松「ねぇ、みゆきちゃん。ユメデアエールを飲む夜9時頃まで、僕達の部屋でパジャマパーティーしない?」
みゆき「パジャマパーティー?名前は聞いたことあるけど、誰ともやったことないな…」
トド松「そっかぁ…。色々な話をしようよ!」
十四松「楽しく過ごそうよ!」
みゆき「うん!」
私は笑顔で答えた。
十四松「パーティー、パーティー!」
カラ松「フッ…。パジャマパーティーか…」
チョロ松「…っていうか、パジャマパーティーって普通は女の子の友達でやるものじゃないの?」
トド松「本当はね」
一松「…こんなクズ達と話をして、楽しいかわからないけどね…」
おそ松「そうと決まれば、早くメシ食おうぜ!」
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カラ松side
しばらくして、俺達は夕飯を済ませた。
六つ子&みゆき「ご馳走様でした!」
兄弟達は後片付けを始めている。
一松「…食器集めて」
おそ松「は〜い」
カラ松「みゆきちゃん。ここは俺達が片付けをするから、先に自分の部屋に戻って着替えなどを済ませてほしいんだ」
みゆき「えっ、いいの?」
カラ松「ああ」
みゆき「うん。ありがとう!」
そう言って、みゆきちゃんは立ち上がって居間を出た。
十四松「カラ松兄さん、後片付けしよう!」
カラ松「あ、ああ」
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おそ松side
チョロ松、一松、トド松は食器などを持って台所に向かった。
おそ松「二人は先に部屋に行ってなよ。俺達もすぐ行くから」
カラ松「えっ…」
十四松「いいの!?」
おそ松「うん」
カラ松と十四松は立ち上がった。
カラ松「おそ松。ありがとう」
十四松「ありがとうございまーす!」
おそ松「いいえ〜」
カラ松と十四松は居間を出た。
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みゆきside
私は自分の部屋の前に来て、襖を開閉して部屋に入った。
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作者名:よっちー | 作成日時:2017年6月12日 22時