254話 「色々と考えすぎてしまう子」 ページ4
no side
みゆきは台所を出て、洗面所に向かった。
お父さん「みゆきちゃん、どうかしたのかい？」
お母さん「実はね…」
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トド松side
チョロ松兄さんと一松兄さんはスーツに着替えた。
一松「…おそ松兄さん、どうしたの？」
おそ松「なんでもねーよ」
一松「…そう？」
おそ松「早くハローワークに行こうぜ」
チョロ松「う、うん…」
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no side
松造と松代は椅子に座って話をしている。
お父さん「そうだったのか…」
お母さん「ええ…。みゆきちゃんは色々と考えすぎてしまう子だと思ったの」
お父さん「うん…。“気にするな”と言われても、気にしてしまうんだろうね…」
おそ松達が台所に入って来た。
おそ松「母さん」
松造と松代はおそ松達の方を見た。
お母さん「ニート達、出かけるの？」
おそ松「うん」
お母さん「お昼は家で食べる？」
おそ松「うん。そうしようかな」
お母さん「じゃあ、あんた達が出かけてる間に母さん達は買い物に行って来るわね」
お父さん「いい仕事が見つかるといいな」
おそ松「そうだね。行って来ます」
おそ松以外「行って来ます！」
おそ松達は台所を出た。
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みゆきside
私は洗面所を出た。
(みんな、もう出かけたのかな…。)
そう思いながら、台所に入った。
みゆき「お母さん。洗面所空いたよ」
お母さん「ありがとう。ニート達、ちょうど今出かけたところなのよ」
お父さん「昼には帰って来るそうだよ」
みゆき「そっか」
お母さん「じゃあ、顔洗って来ますね」
お母さんは立ち上がって台所を出た。
お父さん「母さんが戻って来たら、買い物に行こうか」
みゆき「うん！」
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トド松side
僕達は家を出て、ハローワークに向かっている。
十四松「ねぇ、トド松。おそ松兄さん、様子が変じゃない？」
トド松「うん…。僕もそう思った。どうしたんだろうね…」
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みゆきside(回想)
私とカラ松とトド松の3人で出かける日にお母さんに声をかけられた。
お母さん「今日、デカパンと区役所に行ってみゆきちゃんの住民票のことを相談して来るわね」
みゆき「うん…」
お母さん「大丈夫よ。カラ松とトド松と一緒に楽しんで来てね」
みゆき「うん！」
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みゆきside(回想2)
荷物を持っているお母さんと私はタクシーを降り、カラ松が入院している部屋に向かっている。
お母さん「みゆきちゃん」
みゆき「はい」
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作者名：よっちー | 作成日時：2017年6月12日 22時
