270話 来店予約 ページ20
みゆきside
トド松はスマートフォンで昨日ケーキを配達してくれたパティスリー赤塚に電話をかけていて、カラ松は立ち上がって引き出しの方に向かった。
電話口:女性店員「はい、パティスリー赤塚でございます」
トド松「もしもし。昨日、ケーキを届けてもらった松野です」
電話口:女性店員「あっ、はい!何か不都合がございましたか?」
トド松「いいえ。とてもおいしかったです。今回は来店予約をしたいと思って電話しました」
電話口:女性店員「そうでしたか。失礼いたしました。何名様でのご来店でしょうか?」
トド松「えーと…。明日10人で来店したいんですけど、席は取れますか?」
カラ松はメモ帳とボールペンを持って来て、テーブルに置いた。
電話口:女性店員「あっ、少々お待ちいただけますか?」
トド松「はい」
トド松は終始笑顔で受け答えをしていた。
電話口:優〈ゆう〉「もしもし。お電話代わりました。店長の入野です」
トド松「もしもし。昨日、ケーキを届けてもらった松野です」
電話口:優「ご利用ありがとうございました。昨日はみゆきさん、喜んでいましたか?」
トド松「はい。喜んでました」
トド松は笑顔で答えていた。
トド松「あの…。明日10人で来店したいんですけど、席は取れますか?」
電話口:優「申し訳ございません。明後日であればお席の確保が可能です」
トド松「じゃあ、明後日でお願いします」
十四松がトド松の近くに来た。
電話口:優「では明後日、10名様分のお席を確保させていただきます。来店時間は何時を希望いたしますか?」
トド松「えーと…。来店時間は…」
十四松「みゆきちゃんにアップルパイをご馳走できる時間がいいです!!」
トド松「わっ!十四松兄さん!!」
トド松は驚いていた。
電話口:優「うふふ…」
トド松「あっ、ごめんなさい。うちの兄が…」
電話口:優「いいえ…。他のケーキも含めまして、アップルパイが出来上がるのは11時前後となります」
トド松「11時ですか…。じゃあ、明後日の11時で10人の予約でお願いします」
電話口:優「かしこまりました。では、明後日の11時で10名様のご予約を承りました」
トド松「よろしくお願いします。失礼します」
トド松は電話を切った。
カラ松は予約時間をすでにメモをしていた。
おそ松「11時か〜…。みゆきちゃんが来るまではその時間に起きてたよな〜…」
みゆき「11時に起きるって、遅すぎない?」
トト子「私だって、そんなに遅く起きないわよ…」
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作者名:よっちー | 作成日時:2017年6月12日 22時