268話 「みんな、楽しそうね」 ページ18
みゆきside
私達は再び焼きそばを食べている。
みゆき「トト子ちゃん」
トト子「なあに?」
みゆき「昨日届けてくれたトト子ちゃんちのお寿司、おいしかったよ」
トト子「本当?ありがとう!」
トト子ちゃんは笑顔で答えた。
おそ松「あ!お寿司で思い出したんだけど、みゆきちゃんは学生会館でうなぎ食べた?」
みゆき「うん!」
トト子「みゆきちゃん。学生会館って何?」
みゆき「う〜ん…。学生専用の施設…かな」
トト子「へぇ…。すごいわね」
十四松「みゆきちゃん!いつ、うなぎ食べたの?」
チョロ松「お、おい。十四松…」
みゆき「いいよ、チョロ松」
トト子「後で学生会館の話聞かせてね」
みゆき「うん!」
私は笑顔で答えた。
みゆき「話、戻すね。ちょうど土用の丑の日は夏休みにあたる日だったから、夏休み前にうな丼を食べたよ」
おそ松「へぇ〜。うちでも、うな丼食べたよ」
チョロ松「もちろん、母さんがトト子ちゃんちの所で出前を取ってくれたんだよ」
みゆき「そうだったんだ!」
一松「…うなぎが食べられない人は何を食べたの?」
みゆき「うなぎが食べられない人はうどんを食べてたよ」
トド松「うどんかぁ…。うどんもいいね」
一松「…『う』の付く『うどん』…。ヘヘッ」
十四松「『う』の付く物なら、なんでもいいんだね!」
みゆき「そうだね」
カラ松「フッ。土用の丑の日にうなぎを食べるなんて、素晴らしい日本文化じゃないか」
みゆき「そ、そうだね」
おそ松「まあ、おいしけりゃいいんだって!」
十四松「うんうん!」
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no side
松造と松代は台所の近くのテーブルで焼きそばを食べながら、おそ松達の話を聞いている。
お母さん「みんな、楽しそうね」
お父さん「うん。ご馳走様」
松造は立ち上がって食器などを持って、流し台に向かった。
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みゆきside
十四松「ご馳走様でした!」
みゆき「十四松、もう食べ終わったの?」
十四松「うん!おいしかった!!」
十四松は立ち上がって食器などを持って、流し台に向かった。
トト子「そういえば、みんな」
みゆき「どうしたの?トト子ちゃん」
トト子「パティスリー赤塚のケーキ食べに行った?」
みゆき「ううん。昨日みんなでお父さんとお母さんを駅に迎えに行った時に通りかかって、黒板にチョークで描かれたアップルパイのイラストを見たよ」
トト子「へ〜…。みゆきちゃん、アップルパイ好きなの?」
みゆき「うん!」
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作者名:よっちー | 作成日時:2017年6月12日 22時