10話 隣町 ページ10
みゆきside
私達はホームに到着し、ちょうど電車が入って来た。
カラ松「みゆきちゃん」
カラ松は着ていたジャケットを脱いで私の肩に優しくのせてくれた。
みゆき「えっ、いいの?カラ松さん…」
カラ松「ああ。レディーに寒い思いはさせたくないんだ」
みゆき「ありがとう」
うつむきながらもカラ松にお礼を言い、私達は電車に乗り込んだ。
トド松「ねぇ、みゆきちゃんの住んでいる世界もこんな感じなの?」
みゆき「うん。そんな感じだよ」
カラ松「ん?」
サングラスをかけているカラ松は辺りを見回している。
(カラ松…?)
カラ松「フッ。気のせいか」
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no side
みゆき、カラ松、トド松の3人は電車を降りて改札を抜けた。
カラ松は立ち止まり、確信した。
カラ松「…フッ。やはり気のせいじゃなかったか」
みゆき「カラ松さん?」
カラ松「…ああ、すまない。なんだ?」
トド松「カラ松兄さん、時間ないから早く外に出るよ」
カラ松「あ、ああ」
3人は駅を出て、歩き始めた。
トド松「みゆきちゃん、こっちだよ」
みゆき「うん」
3人はトド松が予約をした美容院『リアン』に着いた。
みゆき「トド松さんが予約をした美容院って、ここのこと?」
トド松「うん。そうだよ」
カラ松「フッ。さぞかしプリティーなプリンセスに…」
トド松「みゆきちゃん、入ろうか」
カラ松「えっ」
みゆき、トド松の二人は美容院に入った。
カラ松「やっぱり、お前達か…」
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トド松side
僕とみゆきちゃんは受付に向かうと男性店員さんがいた。
トド松「本日、10時に予約した松野です」
男性店員「はい。お待ちしていました」
トド松「この子をかわいく大変身させちゃってください!」
みゆき「ト、トド松さん!」
男性店員「は、はい…。では、あちらの席でお待ちください。担当の美容師が参ります」
みゆき「はい…」
トド松「じゃあ、みゆきちゃん。1時間後くらいに迎えに行くから」
みゆき「待って、トド松さん!」
みゆきちゃんはカラ松兄さんから借りていたジャケットを脱いだ。
みゆき「これ…。カラ松さんに返してあげてほしいの。このままだとカラ松さんが風邪ひいちゃうから…」
トド松「うん。わかった」
僕はみゆきちゃんからカラ松兄さんのジャケットを受け取った。
トド松「1時間後くらいにまた来ますので、よろしくお願いします」
男性店員「わかりました」
そう言って、僕は美容院を出た。
そこにはカラ松兄さんとおそ松兄さん達がいた。
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よっちー(プロフ) - 黒バイさん» そうです。その通りです。(笑) (2017年10月29日 19時) (レス) id: 5c2aba33ec (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ - アニメの声優さん中村悠一さんと沢城みゆきさんですか?主人公の名前の (2017年10月29日 19時) (レス) id: e0c016b9ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:よっちー | 作成日時:2016年8月9日 10時