43話 部屋で泣いていたカラ松 ページ43
カラ松side
チョロ松「うん…。それから僕と一松はトド松に連絡をしに行ったおそ松兄さんを待っていたんだ。カラ松兄さんは、うなされた状態で“みゆきちゃん…。助けて…”って言ってたよ」
一松「…僕達が病室を離れた間にカラ松兄さんが目を覚ましたんだと思う」
カラ松「そういうことだったのか…」
担当医は俺とみゆきちゃんの様子を見ていた。
みゆきちゃんは俺からそっと離れた。
みゆき「次の日…。おば様と私でカラ松さんのお見舞いに行って、私はカラ松さんと話をしたんです」
担当医「何を話したのですか?」
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十四松side
売店で飲み物を買ったけど、まだ病室に戻っちゃいけない気がするから売店の近くの休憩所で休んでいる。
トド松「十四松兄さん。もう飲み物を買ったんだし、そろそろ戻らない?」
十四松「まだいいよ。おそ松兄さんが“慌てて戻って来ることない”って言ってたから…」
トド松「そうだけど…」
十四松「トッティ、あれから合コン行ってないよね」
トド松「十四松兄さんこそ、一松兄さんと素振りの練習してないでしょ」
十四松「一松兄さん、猫達にも会いに行かなくなっちゃったよね」
トド松「チョロ松兄さん。この前は、にゃーちゃんのライブがあったのにすぐ帰って来ちゃったよね…」
十四松「おそ松兄さんは競馬に行ったはずなのに、すぐに帰って来たんだよね…」
トド松「カラ松兄さんが部屋で泣いているのを見たら、何をやっても楽しくないよ…」
十四松「トッティも知ってたんだね…。カラ松兄さんが退院して帰って来て、部屋で一人で泣いていたこと…」
トド松「うん…」
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みゆきside
私はカラ松と話せる範囲の内容を先生に伝えた。
おそ松達も落ち着いて聞いていた。
担当医「そうでしたか…。中村さん、よく頑張ってくれましたね」
みゆき「いいえ…。私は気になっていたことを普通に聞いたり、話しただけなんです…」
担当医「それがいい結果につながったと思います」
誰かが病室のドアをノックした。
みゆき「はーい」
十四松とトド松が戻って来て、病室に入った。
十四松「失礼しまーす!」
担当医「…では、他の患者さんの所に行きますので失礼します」
みゆき「ありがとうございました」
担当医は病室を出た。
おそ松「なんか疲れた…」
チョロ松「いや、なんでおそ松兄さんが疲れるのさ」
みゆき「静かにして」
おそ松はうたた寝をし始め、十四松が支えている。
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よっちー(プロフ) - 黒バイさん» そうです。その通りです。(笑) (2017年10月29日 19時) (レス) id: 5c2aba33ec (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ - アニメの声優さん中村悠一さんと沢城みゆきさんですか?主人公の名前の (2017年10月29日 19時) (レス) id: e0c016b9ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:よっちー | 作成日時:2016年8月9日 10時