4話 涙の理由 ページ4
みゆきside
その言葉を聞いた瞬間、涙がこぼれた。
トド松「えっ、どうしたの！？僕、何か変なこと言った？」
みゆき「ううん、違うの…」
トド松「みゆきちゃん…」
おそ松「よーし、お前ら！久々に母さんの手伝いをしに行こうぜ！！」
カラ松「フッ。名案だぜ」
十四松「お手伝い〜…！」
おそ松とカラ松と十四松の3人は下に向かったようだ。
チョロ松「みゆきさん。ここにティッシュとゴミ箱があるから使ってくださいね」
みゆき「ん…。ありがとう…」
私は涙を拭った。
チョロ松「一松、トッティ。下に行こうか」
トド松「う、うん…」
チョロ松とトド松も下に向かったようだ。
一松「…あの…。ご飯の準備できたら呼びに行くから…。無理しないで」
そう言って、一松もみんなの後を追って下に向かったようだ。
---------------
no side
六つ子達は夕食の準備をしている。
トド松「みゆきちゃん、大丈夫かな…」
チョロ松「自分の住んでいる世界から突然こんな所に来たんだ。気が動転しても仕方がないよ」
一松「…みゆきちゃんが泣いた理由、それだけじゃないと思う」
チョロ松＆トド松「え？」
松野家の大黒柱・松造が家に帰って来た。
お父さん「ただいま〜」
六つ子＆お母さん「お帰り〜」
お父さん「玄関に見覚えのない靴があったが、誰か来ているのか？」
十四松「うん。みゆきちゃん！」
お父さん「みゆきちゃん？」
みゆきは1階に下りて来た。
落ち着いたのか、声がする方へ向かった。
みゆき「あっ、松造さん…」
みゆきはおそ松達の所に行った。
チョロ松「あっ、みゆきさん！もう大丈夫なんですか？」
みゆき「ええ。みなさんの楽しそうな声が聞こえたので下りて来ました」
一松「…本当に、大丈夫？」
みゆき「うん、ありがとう。一松さん」
一松「…べ、別に…」
一松は照れていた。
お父さん「君が…。さっき十四松が言ってた…。みゆきちゃんなのかな？」
みゆき「はい、中村みゆきです。しばらくの間、ご迷惑をおかけするかもしれませんがよろしくお願いします」
お父さん「いやいや、家の中が明るくなるよ」
お母さん「お父さん。みゆきちゃんのこと、後でお話ししますね」
お父さん「うん、わかった。手を洗って、着替えて来るよ」
松造は居間を出た。
---------------
みゆきside
十四松「お腹すいた〜！」
お母さん「みゆきちゃんはニート達とご飯食べてね」
みゆき「はい」
私と六つ子達は居間に向かった。
六つ子達はそれぞれ自分の席に座った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 8人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「トリップ」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
よっちー(プロフ) - 黒バイさん» そうです。その通りです。（笑） (2017年10月29日 19時) (
レス) id: 5c2aba33ec (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ - アニメの声優さん中村悠一さんと沢城みゆきさんですか？主人公の名前の (2017年10月29日 19時) (レス) id: e0c016b9ed (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：よっちー | 作成日時：2016年8月9日 10時
