黄色い狐さん【セ/ン/ラ】 (ページ2)

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＊デレて！ページ2

「僕思ってん」

『何が？』

「Aデレてくれへん？」

『無理』

唐突に何を言い出すやら。デレてくれと言われても、私は毎日のように貴方の後ろをストーキングしていますけど？←

『なんで急に...』

「Aはツンデレ属性やねん。しかもツンが限りなく多い！！」

『はぁ....』

「そんなんやったらただの冷たい人になるで？」

『..はぁ』

急なツンデレの熱弁。別に私はツンデレでもないし、冷たくしているわけでもない。ただセンラが話すタイミングが悪かったりするだけだと思うけど(人のせいにするやつ)。

『...デレるって、具体的には？』

「抱きつくとか、好きっていうのとか...あ、キスしてもいいよ」

と、自分の唇を人差し指でつんつんと指すセンラ。その仕草にドキッとなるが顔には出さないようにする。出したら確実にいじるから。

『デレたらいいんだよね？』

「うん。まぁ、センラがドキッとなるようなことしてくれたらええけど」

『ふーん...』

行動に表すのは苦手だからな～～。...私の身の危険がやばい気もするが...たまにはしてあげてもいいかな、うんそうしようね(言い聞かせ)

『...たい』

「ん？なんて？」

『たまには、シたい...』

するとびくりと固まったセンラ。あーやばいこの反応は絶対オワタみんなありがとう！
そしたらパシッと腕を掴まれる。

「じゃあ、お言葉に甘えて...」

『あ、...ぅ』

この人の彼女だと体と心が持ちません。