二十一話 矢羽音 ページ22
滝「…A、これ聞こえてるか?」
あ「……うん」
滝「そうか …気にするな、
じきに皆飽きるから」
さっきから、ずっと
大半の人が矢羽音で私のことを噂してる
…と思う
矢羽音はまだあまり出来ないけど
『女の子』『忍たま』『編入』
とか聞こえるから
多分噂されてる
あ(中途半端にしか聞こえないから
もやもやする…)
滝「で、こっちを行くと六年生長屋に着く
どうだ?大体分かったか?」
あ「うん、なんとか ありがとう、滝夜叉丸くん」
滝「ああ、また分からないことがあったら言ってくれ
…っと、先生に呼ばれているんだった
道が分からなくなったら誰かに聞くといい
忍術学園は広い、迷うと大変だからな」
あ「うん、わかった また」
特にやることないし、教室にでも行こうかな
外の景色も見てみたいし
乱、きり、しん「うわぁぁあぁあっっ!!??」
な、なに?
乱太郎達の声だ
生声いいな…じゃなくて
乱「鉢屋先輩!驚かさないでください!」
三郎だ
変装で乱太郎達を驚かせたらしい
鉢「はっはっは すまんすまん」
乱「もう!びっくりしました!」
あ「可愛いな…」
…ここから眺めるくらいなら
いいよね?
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作者名:教六 | 作成日時:2020年7月6日 21時