時間…。 ページ7
DH「んー!コレ最高に美味い!食べてみ??あ^^。」
スプーンに乗せた料理をわたしの口元に差し出し、
「あーん」しろと、自分の口を開いてるドンヘ…。
「ぇ…」
そのスプーンを前に一瞬フリーズしてしまうわたし…。
DH「??早く〜(笑)」
視線を外しながら、口を開けた。
DH「美味しい?^^」
満面の笑みで聞くドンヘ。
「…ぅ…ん…(汗)…って…作ったのわたしだし…(笑)」
DH「^^(笑)」
わたしを見て楽しそうに笑うドンヘの指が、口元に伸びた…。
「(汗)」
DH「ごめん、ついちゃった^^(笑)」
わたしの唇の端についたソースを親指で拭い、その指を
何の躊躇いもなくペロってした。
「ぁ!(汗)」
DH「??^^」
ドラマのワンシーンのようなことを、さらりとやってのけるドンヘ。
ドンヘの起こすアクションの一つ一つに反応してしまうわたし…。
ドンヘが…何が恥ずかしくて何が恥ずかしくないのか…よくわからない…。
「………」
目の前にあるスープ…。
スプーンでゆっくり掬う…。
「……(汗)」
スプーンの先を見て少し考える…。
「はい。」
ドンヘの口元に差し出した…。
DH「………」
「…ぁーん。」
DH「…はっ(笑)ははっ(笑)」
「…はゃく…!(汗)」
DH「……^^(笑)」
スプーンを握るわたしの手を上から握り、そのまま自分の口へと運んだ。
DH「ん…^^美味しい…^^(笑)」
「…^^(笑)」
二人して、真っ赤な顔…。
作ったごはんを残さず食べてくれたドンヘ。
もうあと15分もしたら家を出なきゃいけないドンヘ…。
「…今日…何時ごろ終わるの??」
DH「仕事?」
「うん…^^」
DH「たぶんー…夜中…明け方…??」
「ふーん…」
DH「なんで?^^」
「ううん。聞いてみただけ^^(笑)」
食べ終わって、すこしまったりした空気が流れる…。
これと言った会話が見つけられずに、無言が気まずい…。
食べた食器を片付けようと、テーブルの上で重ねる…。
DH「片付ける?^^」
「ううん(汗)いいのいいの(汗)」
立ち上がろうとするドンヘを引き止める。
「……(汗)」
DH「……ぁー…ほんとに美味しかった…^^ありがと…^^」
「…ううん…^^」
そんなこんなのうちに一瞬で時間になった…。
DH「そろそろ行かなきゃ…」
残念そうに、悲しげな顔をするドンヘ。
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miwasan(プロフ) - お疲れさまでした(´ω`)シリーズ更新のたびにドキドキさせてもらってました。完結寂しいけど、きっとまた何度も読み返してると思います(*^^*)ヒョクペンより♪梨子さんサランヘ~ (2013年2月9日 16時) (レス) id: 980b21fd72 (このIDを非表示/違反報告)
ひょっくん(プロフ) - 梨子さん今回も素敵なお話しありがとうございました。firstloveシリーズ大大大好きです!何度読み返した事か…また梨子さんの作品を楽しみに待ってますね★ (2013年2月9日 15時) (レス) id: abb7f299fb (このIDを非表示/違反報告)
はなはな(プロフ) - お疲れ様でした♪私もドンへはあまーいイメージです(^o^)vなんだかヒョッくんを読みたくなったので行ってきます!! (2013年2月9日 14時) (レス) id: f002f3f7d3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆのの(プロフ) - 梨子さん、お疲れさまでした〜!どのお話も、ホント素敵でしたぁ(o>ω<o)次もありますよね!?待ってま〜す☆ (2013年2月9日 14時) (携帯から) (レス) id: cd581b3802 (このIDを非表示/違反報告)
Maxy(プロフ) - first love感動しました(*´Д`*) 番外編や、他のメンバーのヤツもみたいです(≧▽≦) (2013年2月9日 2時) (レス) id: 1b22a8b758 (このIDを非表示/違反報告)
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