first love...*Donghae...2

手…。 ページ4

会社を出てすぐにドンヘの車を探す…。

「…ぁ…＾＾」

ドンヘの車に駆け寄って、フルスモークの窓をコンコン…ってしたら、
中からドアが開いた…。

DH「おつかれ＾＾」

「＾＾」

助手席に座ってシートベルトをする…。

DH「元気だった？＾＾」

「(笑)」

昨日も今日も暇さえあればメッセージのやりとりしてたのに…(笑)

DH「ぁー…何食べたいか…決めた？？＾＾」

狭い車の中…

至近距離でドンヘと目が合う…。

出来るだけ自然に…って今日一日思ってたのに、
たったそれだけでやっぱり緊張してしまう…。

「…決めて…ない…＾＾」

DH「なんで〜(笑)」

「…へへ…＾＾(汗)」

指で自分の唇に触れながら、きっとどこに行こうか考えてるドンヘ…。

「………」

渋滞気味でスムーズに行かない道路…。

ハンドルをリズムを刻むようにトントンしてるドンへの指…。

「ドンヘ…」

DH「…？」

「夜…また仕事…？」

DH「んー。22時には帰らなきゃいけない…」

「22時かー…。」

DH「なんで…？」

「んー…どこ行くかわかんないけど…家ならそんなに遠くないし、
大したものは作れないけどちょっとはゆっくり出来るかなー…って思ったり…」

DH「Aの家？」

「…うん。」

DH「大丈夫？？」

「…何が？？」

DH「家…行って…も…？」

どういう意味の大丈夫かよくわからないけど…

「…前も来たことあるじゃん…(笑)」

DH「…はっ＾＾(笑)そーだけどー…なんか…(笑)…ははっ(笑)」

一人、恥ずかしそうに笑うドンヘ。

「…？？(笑)」

つられて一緒に笑ってみた。

だけど思うように渋滞から抜け出せなくて、
ノロノロ運転に、大きな溜め息をついて、小声で「ェーィ…」と呟く…。

薄暗い車の中…

鮮明ではないドンヘの横顔…。

「…ドンヘ…ちゃんと寝れたー…？今日…」

疲れて見えるその横顔に、自分でも無意識のうちに…
ふと…手を伸ばした…。

DH「ねっ…寝たよ？？＾＾(汗)」

ドンヘが驚いてるのを見て、こっちまで恥ずかしくなる…。

触れる…よりももう少し軽めにドンヘの頬に触れているわたしの左手…。

「そ…れならいいんだけど…(汗)」

サっと手を引き戻そうとしてドンヘの顔から手が離れたら…

わたしの手がドンヘに捕まって、また…
ドンヘの頬に引き戻された…。

「……(汗)」

DH「……＾＾…(汗)」

その状態のまま、恥ずかしそうに俯き微笑むドンヘ…。

「…＾＾(汗)」

自分で伸ばした時よりも、緊張で強張る左手…。

手に…。→←ぎこちない会話。

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