first love...*Donghae...2

今夜…。(終) ページ23

『間に合った？今度からはちゃんと早く起こしてね♪オレの可愛いA＾＾仕事頑張って＾＾また連絡する〜』

自分のデスクに着いた時、１分過ぎてたけど何とかやり過ごした。

お昼に見たドンヘからのメッセージ…。

「………」

焦るあまり…最後まともに顔も見ないでドンヘと別れたことを
激しく後悔する今…。

昨日の切ないくらいに甘い夜を思い出して、
今すぐにでもドンヘの顔が見たくなって…ドンヘに飛びつきたくなって
胸がギュって締め付けられた…。

せめて声だけでも聞きたくなって…

出るかな…(汗)出ない…？(汗)
仕事はお昼から…って言ってたけど…

呼び出し音が耳に入らないくらい緊張する…。

DH「もしもし＾＾」

「………！」

DH「A？」

「ぁ…(汗)うん…」

DH「どーした？？＾＾」

そうそう…この…声…。

声だけでも…って思ったのに、たった一言…ドンヘの声を聞いただけで
なんでか泣きそうになって、喉の奥がギューってなる…。

「ぅんん…。用事は…ないんだけ…ど…」

DH「んー？＾＾(笑)」

「ドンヘ仕事は？？」

DH「もうすぐ出るよ＾＾」

「ん…そっか…＾＾」

DH「どーしたの？？(笑)仕事、間に合った？？＾＾」

「ん…。間に…あった…」

DH「やっぱり…＾＾(笑)だから言ったじゃん＾＾」

間に合っては無いんだけど…。

「朝…顔も見ないで行っちゃったから…わたし…」

DH「はは(笑)急いでたから＾＾(笑)」

「…ぅん…。」

DH「ぁー…もう寂しくなった？？＾＾」

「………」

DH「A？(笑)」

「…ぅん。ドンヘの顔見たいなー…って思った…。」

DH「…(笑)そーなんだ…」

「ぅん…。」

我ながら…ついさっき別れたばかりの恋人にもう会いたいだなんて…
中学生や高校生でもないのに…さすがのドンヘも呆れるって思った…。

DH「んー…今日ーはー…ちょっと遅くなるけど、22時ー…23時には行けると思う…」

「………」

DH「A？もしもし？」

「んー＾＾聞いてる＾＾(笑)」

DH「どぉ？？＾＾」

「ん…。…来…て…？＾＾」

DH「わかった…＾＾(笑)じゃあまた連絡する＾＾」

「ぅん…＾＾」

DH「じゃー…切るー…よ？＾＾」

「ぅん＾＾」

最後に…とびきり甘い言葉を囁いて電話は切れた。

今夜また、ドンヘに会える…＾＾

それだけで、午後からの仕事が楽しくなって
ドンヘが来るまでの時間が死ぬほど長かった…。

大人になったドンヘがわたしのすぐ隣にいて、
長かった回り道はやっと扉を開けた…。

★ごあいさつ★→←イライラ…。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す