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プレゼント…。 ページ49

何故か、無言の二人…。

ドンヘも…同じ気持ちなんだろうか…。

でも…「上がってく?」の一言が…出ない…。

「…あ!!」

DH「??」

「ちょっと待ってて(汗)」

ドンヘにそう言って、車から降りて階段を駆け上がる…。

今日、やり直したディナー…。

今日こそ、ドンヘに渡す日…!!

急いで部屋の鍵を開けて、靴を脱ぎ捨てて部屋に上がる。

荒々しく開けるクローゼット…

その隅っこに、遠慮がちに置かれてる渡せなかったプレゼント…。

「…^^」

その紙袋の中に、あの日ドンヘに借りたマフラーも一緒に…。

コンコン…と車の窓を叩く。

DH「…??」

「ゴメン、お待たせ^^(汗)」

開いた窓から会話する。

「コレ、この前借りたマフラー…^^」

DH「…?あぁ、別に今度でよかったのに…^^(笑)」

「^^」

わたしから受け取った紙袋を助手席に置いた。

「あ!!」

後ろの座席に置いた花束の存在を思い出して、慌てて後ろのドアを開ける。

「忘れちゃうとこだった…^^」

DH「^^(笑)」

その様子を運転席から見てるドンヘ。

「…じゃー…気をつけて…ね…^^」

DH「……うん…^^」

「^^」

DH「……」

「……」

DH「また連絡するよ…^^」

「………」

DH「ん?(笑)」

「…ぅん…^^待ってる…^^」

DH「…^^(笑)」

「…^^(汗)」

前と同じ挨拶なのに…今日はどれも特別な気がしてこそばゆい…。

DH「寒いから…行って??^^」

「………」

体を屈めて離すわたしと、わたしを少し見上げて話すドンヘ…。

DH「部屋の灯りが点くまでいるから…^^」

「……(笑)」

DH「…なんだよ(笑)」

「…ううん…(笑)」

たった数時間で、何年もの間わたしが知らなかった、
見た事なかった「恋人」の顔をしたドンヘがいる…。

今までのカノジョ達はいつもこんな風に愛されていたのか…
と思うと体からメラメラとした気持ちが湧き上がった。

「………」

DH「…??」

すぐそばにある、ドンヘの顔…。

ほんとはすっごい緊張してるけど…
言葉では…上手く伝えられないから…

「……(汗)」

DH「…A?どうした

すごいスピードで…

キス…って言うよりは…ぶつかった…が近い…?

ドンヘの瞼に、一瞬触れた…わたしの唇…。

DH「…はっ…(笑)」

「じゃーねっ」

照れてるドンヘを置き去りにしてまた階段を駆け上がった。

「はぁ…はぁ…」

立て続けに階段を駆け上がったせいなのか…一瞬のキスのせいなのか…
心臓が壊れそう…(汗)

願い事…。→←今…。



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どんちゃん(プロフ) - 最高です♪この小説のファンになりました///更新頑張って下さいね! (2013年4月24日 2時) (レス) id: 140061aa42 (このIDを非表示/違反報告)
ごんごん(プロフ) - もうきゅんきゅんです♪ すれ違いからのお互いをわかって同じ気持ちになれた 素敵です (2012年12月24日 6時) (レス) id: 709aae1201 (このIDを非表示/違反報告)
taimama(プロフ) - 幸せ過ぎます(^.^)梨子さんありがとう☆ (2012年12月21日 17時) (レス) id: 0a927acfca (このIDを非表示/違反報告)
ひょっくん(プロフ) - クリスマス+バラ+ドンへ=キュン死 (´ω`) (2012年12月21日 14時) (レス) id: abb7f299fb (このIDを非表示/違反報告)
みーな - やーん(//∇//)幸せ~♪ (2012年12月21日 14時) (レス) id: b178aed2c9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梨子 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2012年11月21日 19時

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