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今…。 ページ48

「…(汗)」

瞼が…痙攣しそう…。

ゆっくりと離れた唇…。

DH「^^(笑)」

手で口元を隠しながら照れてるドンヘ。

今日、自分に起こった出来事のあまりのスピードに
気持ちと体がついていかない…(笑)。

まともな言葉も交わせないまま、車は家へと走り出した…。

とにかく照れ臭くて気まずくて、オーバー気味に顔を窓に背ける…。

通り過ぎ行く景色が…行きとはまるで別世界に見えた…。

胸を切なくさせるような街中のイルミネーションは、
まるで宝石箱をひっくり返したように、眩しいくらいのキラキラ…。

窓に映るドンヘの横顔に胸がキュンとする…。

さっき…ドンヘの唇が触れた瞼が…熱を持ったように熱い…。

赤信号で止まった時…。

DH「昔…」

ドンヘが口を開いた…。

「ぇ…?」

見ないようにしてたのに、思わずドンヘの顔を見てしまう…。

DH「^^(笑)昔…オレ…Aに…キスしたこと…あるんだ…」

「………」

DH「ミンスとAが付き合うって報告された時…ぁー…オレたちー、二人でタクシーに乗って帰ったじゃん?…わかる?(笑)」

「…ぅん…」

DH「その時…寝てるAの…口にしたかったんだけど、出来なくて…(笑)さっきみたいに…瞼に…(笑)」

自分で話しながら照れるドンヘ。

信号が青に変わってドンヘが前を向く。

「…知ってたよ。」

DH「??」

「キス…されたの…。気が付いてた…」

DH「!?(笑)」

「(笑)」

DH「ずっと…Aは…そーゆー存在ー…じゃないって勝手に思ってたけど…
あの日…なんか…初めて…神様は…こんな人をどこに隠してたの?…って思った…」

「………」

歯の浮くような台詞…。

わたしは…隠されてなんかなかったのに…。
ずーっと…ずーっとドンヘの目の前にいたのに…。

DH「??(笑)」

「ずーっと、次から次へとカノジョいたくせに^^(笑)」

DH「^^(笑)」

うん…。

すれ違ってたんだな…わたしたちは…。
って思うけど、今更それを後悔はしない…。

その間に見つけて、出会った、大切な愛もあったし、
実際、あの時のわたしたちはきっと、思ったり願ったりするばかりで、
たったそれだけだった…。

だから…今日まで二人の思いが繋がることはなかった…って思うから…。

ぎこちなくも甘い空気のまま、あっという間に家へと到着した…。

DH「……」

「……」

名残惜しくて…

離れがたいけど…。

混乱している頭と沸騰しすぎてる気持ちを少し落ち着かせる必要なあるかもしれない…。

プレゼント…。→←そっと…。



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どんちゃん(プロフ) - 最高です♪この小説のファンになりました///更新頑張って下さいね! (2013年4月24日 2時) (レス) id: 140061aa42 (このIDを非表示/違反報告)
ごんごん(プロフ) - もうきゅんきゅんです♪ すれ違いからのお互いをわかって同じ気持ちになれた 素敵です (2012年12月24日 6時) (レス) id: 709aae1201 (このIDを非表示/違反報告)
taimama(プロフ) - 幸せ過ぎます(^.^)梨子さんありがとう☆ (2012年12月21日 17時) (レス) id: 0a927acfca (このIDを非表示/違反報告)
ひょっくん(プロフ) - クリスマス+バラ+ドンへ=キュン死 (´ω`) (2012年12月21日 14時) (レス) id: abb7f299fb (このIDを非表示/違反報告)
みーな - やーん(//∇//)幸せ~♪ (2012年12月21日 14時) (レス) id: b178aed2c9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梨子 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2012年11月21日 19時

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