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現在…。 ページ12

『着信 ドンへ』

仕事中…。
デスクの隅にあるケータイがドンへからの着信を知らせる。

「ドンへ……。なんで…?」

鳴り続けるケータイを少し傍観した後、電話に出た。

DH「もしもし?」

「…うん…?」

DH「ヤー!お前なんで何にも言わないの?!なんで黙ってた?!」

電話の向こうで大きな声…。

「……。」

ドンへが何を慌てて怒っているのかは
すぐ察しがついた。

「なんで…って…。わざわざ報告するようなことでもないし…、、、」

DH「なんで?!」

「なんでって言われても…。いずれは耳に入るかなー…とは思ってたし。」

DH「はっ(笑)なんだよそれ…(笑)」

「だから…なんだよって言われても…、、、」

DH「ェーィシ…」

「…なんかすごい興奮してるみたいだけど…。そーゆーことだから…。なんか…ごめん…。」

別に、ドンへに悪いことなんてしてないけど、
ふいに出た。

DH「だって…。仲良さそうだったじゃん…。オレ…このまま結婚すんのかなーって思ってた。」

「んー…。まぁー…、、、あたしとちょっとはそうかなー…って思ってた…けど…、、、」

DH「今日、ミンスに呼ばれて一緒にいたんだ。さっきまで。」

「ぁ…そーなんだ…。」

DH「そしたら知らないお…、、、」

「………」

急に黙り込むドンへ。

珍しく、空気読めたんだ…(笑)

「大丈夫。その辺は、風の噂に聞いてるから(笑)」

DH「ぁー…A今どこ?ぁ、まだ仕事?」

「うん。仕事。ドンへは?」

DH「オレは今日オフだから。…まだ終わらないの?仕事。」

「……もうそろそろ終わる…けど。」

DH「そこ…どこ?△△△だっけ?」

「うん。」

DH「ぁー…、、、迎えに行くから、場所おしえて。ごはん食べてないだろ?」

「……うん。…まぁ。」

ドンへに詳しい場所をおしえて電話を切った。

道路脇で待ってると、目の前に一台の高級車が止まった。

「………。」

フルスモークの窓が開く。

DH「お疲れ…^^」

「…久しぶり。」

現在、2012年の冬…。

街はクリスマスムード一色。

寒空の下、肩を寄せ合い歩くカップルを遠目に見る…。

ドンへと知り合ってから、9年の月日が流れた…。

わたしは大学を卒業して、それなりの会社にそれなりに就職をした。

ドンへは、今では言う間でもなく
super juniorとして、世界的に大人気のスターになった。

最後にドンへに会ったのはー…たしかー…
半年前だったかな…。

カレのこと。→←まさかの…。



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どんちゃん(プロフ) - 最高です♪この小説のファンになりました///更新頑張って下さいね! (2013年4月24日 2時) (レス) id: 140061aa42 (このIDを非表示/違反報告)
ごんごん(プロフ) - もうきゅんきゅんです♪ すれ違いからのお互いをわかって同じ気持ちになれた 素敵です (2012年12月24日 6時) (レス) id: 709aae1201 (このIDを非表示/違反報告)
taimama(プロフ) - 幸せ過ぎます(^.^)梨子さんありがとう☆ (2012年12月21日 17時) (レス) id: 0a927acfca (このIDを非表示/違反報告)
ひょっくん(プロフ) - クリスマス+バラ+ドンへ=キュン死 (´ω`) (2012年12月21日 14時) (レス) id: abb7f299fb (このIDを非表示/違反報告)
みーな - やーん(//∇//)幸せ~♪ (2012年12月21日 14時) (レス) id: b178aed2c9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梨子 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2012年11月21日 19時

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