犬系の後輩くんは、苺の王子！

ベッド ページ24

莉犬side


俺は今日もすとぷりの活動でやることがあったんだけど、めちゃめちゃ疲れた。

ベッドの脇にある小さな机には、もちころりんがある。

もちころりんは全員分あって、ピラミッド風に重ねてある。



1番下には、ジェルくん、ころちゃん、さとみくん。
真ん中には、るぅとくんとなーくん。
そして1番上に乗っているのが、俺。


1番上に乗っている俺のもちころりんをいじりながら、俺はベッドで寝転がった。



A先輩、最近見たところ俺のキーホルダーをずっとつけてくれている。

A先輩は本当に親切だし、先生に対しても礼儀正しいし。


はぁ、A先輩のことも考えたいんだけどベッドにいるとどうしても眠くなる。
そんなこと思っていたら、本当に俺は寝てしまっていた。



_____



なんか……ほっぺや首のあたりに、もふもふしたものがあってくすぐったいなぁ。
何があるんだろう。


目を開けると、つーちゃんが俺のほっぺに、コタが俺の首のあたりに尻尾を置いていた。

……2匹ともすんごく可愛いんだけどさ、俺寝れないよ？

まぁ、いいか。

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