プロローグ ページ1
俺には
舞は可愛くて、いつも明るくて、優しい俺の唯一無二の存在だった。
だけど、それを良しとしない女子達に舞はいじめられてた。
俺は気づかなかった、舞は演技が上手かったから。
言い訳なんて事は分かってるんだ、でも……
ある日、俺は舞に呼び出された。
舞「Aごめんね、急に呼び出して」
『いいよ、別にそれより___』
"早くそっちから、こっちに来て"
声が出なかった、今まで笑顔だった舞が苦しそうな表情をしたからだ。
舞「……やっぱ、知らない、よね。うん、知らないと思うから教えてあげる、私ね、いじめられてたんだ。」
知らなかった、今まで一番近くに居たはずなのに。
舞「最初は気にもしたなかったんだけど、だんだんエスカレートしてきてね遂には殺されそうになったっだ
"階段から落とされたり"
"カッターで心臓あたりを刺されそうになったり"
やめろ、やめてくれ
舞「ごめんね、もう、疲れちゃった…」
『まっ』
俺が手を伸ばすより舞がコンクリートを蹴る方が早かった
舞の短くて所々長さが違う綺麗な茶髪が、
全体的にこんがり焼けてるのにところ所が真っ白な舞の肌
全てが地面に吸い込まれているように、下に落ちて……
舞「クスッ Aは寿命をまっとうしなさい、よ…」
だぁいすき!!!!
ダイスキだったよ…A
『あ、ぁ……ま、い……』
……あ、先生呼ばなきゃ………
舞[Aは寿命をまっとうしてね…」]
―――悪いけど舞、その約束は出来そうに無いや
今日、俺は舞が飛び降りた場所で舞が死んだ時間に舞と同じ落ち方をして…
この世を去った…
『今、俺も行くからな。舞』
そして俺は―――――
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噂のキャンディー(プロフ) - 飴玉研究会さんコメントありがとうございます、更新頑張ります (2021年11月3日 9時) (レス) id: 97930f92c9 (このIDを非表示/違反報告)
飴玉研究会 - 何これ最っ高です!これからも更新頑張ってください (2021年11月3日 9時) (レス) id: 14900b021c (このIDを非表示/違反報告)
噂のキャンディー(プロフ) - 奏さんコメントありがとう、d( ̄  ̄) (2021年11月1日 18時) (レス) id: 97930f92c9 (このIDを非表示/違反報告)
奏(プロフ) - 👍 (2021年11月1日 18時) (レス) @page8 id: 0d699266df (このIDを非表示/違反報告)
噂のキャンディー(プロフ) - え、ありがとうございます!肺がないのでエラ呼吸さん、コメントありがとうございます! (2021年10月30日 22時) (レス) id: 97930f92c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:噂のキャンディー | 作成日時:2021年10月12日 16時