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「そうよ！せっかくお声を掛けてくださったというのに！」
「美琴様。これはお父上に・・・・」
などと話し込んでいる。
Aはにこやかに笑みを作りその様子を見ていると周りがざわつく。
そして生徒会は。
蓮巳「不味いな」
と呟く。
衣更「え。福会長。どうしました？」
蓮巳「Aを退かせるぞ。A。そんなに濡れては風邪を引く」
と声を掛けるとAは笑みを引っ込めて仕方ないと生徒会に近づいていく。
A「あぁ一つ言い忘れていたね。おいたは私が引っ込んでいるだけで済ませておきなさい。後は好きにしたらいい」
美琴「おいたですって？舐めないでくださるかしら。私の才能にかかればお前とそうねぇ・・・・皇帝様を潰して差し上げますわ・・・って何を笑っておいでで？」
Aは蓮巳の横でクスクスと笑っている。
まるで大きいことを言う子供を見る母親のような。
そしてその笑みを絶やさないまま目を細めた。
A「私が潰れても英智が潰されることなんてないわよ」
そう言ったところでタオルが被されてごしごしと頭を拭かれる。
A「英智。こんなくだらないことで出てこないで。貴方の体に障ったらどうするの」
天祥院「A。帰っておいで」
その言葉にAは体をビクッと体を震わせた。
黙り込んでいると英智はAの手を取り指を絡めて口に寄せる。
天祥院「こんなに冷え込んでしまって。寒かっただろう。君のいるべき場所は僕が用意した。だから僕のところへ帰っておいで」
美琴「お言葉ですがその女は貴方にふさわしくないので」
天祥院「僕は君の返事を聞いていないよ。僕のAの言葉だけを待っているんだ」
A「結構」
天祥院「ん？」
A「だからそのお誘いは受けないと」
途端に咳き込んでAに倒れこみそうになる。
A「わ、分かったからその悪ふざけはやめて頂戴！」
すぐににこりと天祥院は笑いながら持ち直す。
その様子を見た蓮巳とAは溜息を吐く。
A「敬人は苦労人ね」
蓮巳「その言葉、そのまま返させてもらおう」
そして再び小さくため息を吐く。
美琴「よ、よろしいのですか？！お姉さま！お兄様達に言いつけますわよ！」
A「言ったでしょう？好きになさいと。まぁこうなったからには私も迎え撃たなければいけないのだから」
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dragonkotataka(プロフ) - 失礼なのは承知ですが、お話の内容があまり頭に入ってきません (2020年6月9日 19時) (
レス) id: c8b2391e71 (このIDを非表示/違反報告)
大貴@眠い(プロフ) - なずなくんの漢字が違います。仁兎って書きます。読み方は、あってますが。。。なずなくんの推しとしては、間違えて欲しくなかったです。ごめんなさい。 (2019年9月20日 17時) (レス) id: ffd2ea8bcc (このIDを非表示/違反報告)
蜂の巣 - すみませんが【32話】が抜けてますよ。 (2019年9月4日 23時) (携帯から) (レス) id: d5ccda77cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥生 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=hakuoukiyayoi http://
作成日時：2019年8月10日 17時
